我が家の金正日

2005年10月8日 / 宣教師の思考方式

 ブログって今一どこが良いのか分からないけど、とりあえず立ち上げてみる事にしました。
 今まで「日記のようなもの」を書くときはMacを立ち上げて、WebPage作成ソフトを起動して、それからあれこれやらなければならなかったのですが、ブログになればどの端末からでも書き込めるから、少しは日記の更新も気軽にできるようになるかな(^^;


 うちの馬鹿親父と会話しなくなって数年が過ぎた。
 とにかく人の話しを聞かないし、自分の意見が絶対であり、他の家族は自分の僕だと思っている。
 自分の不摂生が元で片足を無くしたと言うのに、それにかこつけて「王様椅子」でふんぞり返り、あれこれ「頭の悪い僕たち」に指示を下すのだ。
 ふんぞり返って指示を出しているだけならまだいい。
 本人は「うちの社員(家族)は社長がいちいち指示を出さないとろくな仕事もできない無能な人間」だと思っており、当然の事ながら給料をもらうだけの仕事をしていると勘違いしているのである。
 親父の変なお小言は、日に日にひどくなっている。
 もうぼけが始まっている可能性もある。
 母が梨をむいていると、「なんだその手つきは!けがするじゃないか!」だとか、自分は何にでもグルタミン酸ソーダ(早い話しが味の素)やタバスコのような刺激のある調味料を使わないと食べられない「味音痴」なのに、母の料理にいちいちケチを付ける。
 自分の作業ミスで床を水浸しにした時も、母親に後始末をさせながら、「雑巾は絞ってから使うんだぞ!」と、しごく当たり前の事を言い出す。
 当たり前の事を言われたので母が無視をしていると、「馬鹿!こっちきて雑巾見せろ!見せてみろ!と憤慨。
 母は「何言ってるのよ、ちゃんとしぼっているでしょ!怒鳴るんならあんたが自分でやりなさいよ!」というと、「自分ができたらやるけど、できないから言ってるんじゃないか!」とさらに逆切れ。
 片足がなくても雑巾がけくらいできるだろう(-_-#
 ただ汚い事はやりたくないし、汚い事は下僕達がやることだと思っているのである。
 親父が私の貯金を搾取して購入した「ダッチキャラバン」という車が有るのだが、もう数ヶ月自動車屋に預けっぱなしである。
 車が壊れたら修理屋に持って行けば直るはずだが、一応外車ということもあり、構造をよくわからないエンジニア達は匙を投げているようだ。
 外車を購入すると言うのはリスクを伴う。
 私も数台の外国車を購入して乗っていたが、トラブルが起きた時ほど外車に乗っているリスクを感じざろうえない。
 何しろ、でかい外車が欲しいという見栄を満たすため、後先考えずに買ってしまったのだ。(購入元の自動車屋はとっくに夜逃げしている)
 動かない車の為に、月々高い駐車料金を払わなければならない状態であるにも関わらず、分不相応な車を購入してしまったと言う羞恥心からなのか、その車を扱っているディーラーを調べようと努力なんてしないし、とりあえず近くの車屋に持って行けば直るだろうと思っていたようだ。
 おそらく、このダッチキャラバンは、不当に高額の修理代を吹っかけられて戻ってくるに違いない。
 ダッチキャラバンとは縁もゆかりも無い車屋にごり押しして預けたのだから、その車屋は孫請け、ひ孫受けにたらい回しをし、途中の中間マージンが加算されて行くのは明らか。
 そんなロジックは、唯一絶対の社長である親父は考えもしないだろう。
 修理が上がって来たとしても車屋に「どうもご苦労さん」と言った後、請求書は実際に仕事をしている社員に回すだけ。
 そして、平日「無能な社員達」に指示を出し、週末になれば休日返上で仕事をしている社員を残して「遊びに」行くのだ。
 先日、北朝鮮の「金正日ファミリー」を特集していた番組が有ったのだが、親父はこれを見て「まだこんな人がいるんだね(こんな人物が存在しているなんて面白いねという意味だろうか?)」とか、「日本の皇室だって、これと同じでいらないんだよ」とか、相変わらずのロジックを展開している。
 自分が「我が家の金正日」であると考えられているなんて想像していないだろうけど。

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