ニュースは勉強になります

2007年6月13日 / 学校

 今日は2週間ぶりに韓国語学校の日であった。
 最近毎日のように職場で韓国語を使っているので、学校でしゃべること自体は緊張することは無い。

 今日の授業は韓国のニュース。
 それも6月13日に起きた韓国のニュースを題材にした聞き取りが授業の大半を占めた。
 聞き取り練習というのは、とにかく分らなければ何度も聞くことが大切。
 しかし、それでも分らない時はネイティブの先生の力を借りることになる。


 韓国語を勉強し始めて半年くらい経った頃から、当時の授業ではNHKのハングルニュースの聞き取り練習をさせられた。
 あえて

練習をさせられた

とネガティブな表現を取ったのには理由がある。
 わずか半年くらいでネイティブのスピードでニュースを聞くことなどオーバーワーク以外の何者でもない。
 ハングルニュースはわずか10分の間に10個くらいのニュースを放送する。
 その10個のニュースを聞いて

今、どんなこと言っていたか発表して下さい。

なんて言われたって無理だって(ToT)
 そのことは当時の先生もよくわかっていたようだが、

それじゃ聞き取れた単語を発表して下さい

と言い直された。
 当時は10分の間に十数個の単語だけしか聞き取れなかったですよ(^^;
 だけど、面白いことにハングルニュースってやつは、連日同じような内容のニュースを継続して放送する傾向があり、その日に聞き取れた単語+授業中に勉強した単語を継続して勉強して行くと、不思議なことに数パーセントしか聞き取れなかったことが十数パーセント聞き取れるようになってくるのだから面白い。

無理だ無理だって言う前に、とにかくやれ!

って方針の学校だったので、気が狂いそうになりながらも、やっぱり一番充実した期間だったと思いますね。
 そしてニュースの授業を担当してくれた先生の助言としては

聞き取りは、ちゃんとした先生について、正しく続けることが肝心

という言葉が印象に残っている。
 当時の授業を振り返ってみると、ニュースでよく使われる表現を、先生がピックアップし、何度も何度も聞き取り練習をやった思い出がある。
 文字に書いてもらい、実際に聞いてみる。
 そうすると、今まで単なる雑音にしか聞こえなかった外国語が、意味のある言葉として段々と聞こえ始めてくるのだ。
 そう言うことの繰り返しをしているうちに、

あっ!この表現は前に聞いたことがあるぞ!

って状態になり、そのうち耳にタコができる程聞いていると、その部分だけはどんなにスピードが速くても聞き取れるようになるのが面白い。

 今日の授業もその当時の園長だ。
 未だに分らない部分は全然分らない。
 だけど、韓国語を勉強し始めた当時に比べると雲泥の差がある。
 本当に良い先生について勉強をして来たのだなぁと思う次第であります。

 その日分らないことが分るようになる。
 これって語学をやっている上で、この上なく幸せなことなのだと思うんですよね。

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