若い娘と…
2006年9月22日 / 戯れ言
お願いしま~す
そう言いながら、その娘はぺこっと会釈をした。
ありゃ~、若いね君。
いくつ位かな…
二十歳は過ぎてるだろうけど、自分位の年になるとこの位の娘は自分の妹位に感じるね。
スレンダーですね~
出るとこ出てないとも言えなくともないけど…
色気を感じるにはまだまだですけど無条件にかわいいです
若いっす!、ぴっちぴちって感じです~
こんな女の子が私みたいなオジサンを相手にしてくれるなんでうれしいですね~。
それじゃ、ちょっぴりハッスルしてみますか~
イヤーーー!!!
だからさ、まだ僕は君に指先一本触れてもいないんだよ!
そりゃ、さきっちょ位は触ったかも知れないけど…
誤解の無いように言っておくけど、上の「イヤー」は
嫌ーーーーーー!!!!!
って意味ではないですからね。
あくまでも剣道の話である!
なにをトチ狂ったのか、久しぶりに剣道なんかやっちゃった訳です。
若い子に混じってさ
それでもって、最後に練習試合なんかになっちゃって訳ですよ。
その女の子の方が遥かに若い。体重は自分の方が遥かに上だけど剣道に体重別はない…
相手は背も高いし、学生時代からずっと剣道をやって来たのだろうという勢いというか気迫が違うんですよね~
オジサン、困っちゃいます~。
でへへへへ~
こちとら竹刀を握るのも久しぶりなんだから、ちょっとだけ手加減して下さいませませ
…なんて話は半分冗談。
本当に竹刀を構えた時には、相手が女だろうが、年下だろうが関係ありません。
正直、彼女より数倍剣道をやって来たという自負もあるし、段位も上だと思う。
だけど、そんな下らない過去の栄光が通用しないのが剣道なんですよね。
さてさて…
とりあえず練習試合ですからね…
一応勝ちましたけど、15年前の動きは出来てませんね…
一本目、胴を取ってから、二本目すぐさまぺこっと面を打たれてしまいました。
ともに一本取った後の最後の一本、私は彼女に突きを喰らいながらも気迫で小手だか面を打ったのが入りました。
正直、最後の一本は体が勝手に動いたので何を打ったのか覚えていません。
こんな調子で勝った、久しぶりの試合ですが、15年前の自分とやっていたら、ボコボコにやられていたでしょう。
稽古が足りなくて全然連続技できないし…
だけど、若いものには負けないぞ!なんて根拠の無い虚勢ではなく、今までちょっぴりでもディープにやって来た自分の技が、後輩に通用したのが、ちょっぴりうれしかったひと時でありました。
こちとらただ年取っただけのオジサンじゃネェンだぞ!
…精一杯の虚勢です。
久しぶりの筋肉痛を楽しみながらビール飲んでます
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