闇金ウシジマ君
2006年10月6日 / 宣教師の思考方式
闇金はなぜ存在するのか?
どうしてそこまでめちゃくちゃな金利の金を借りる人間がいるのだろうか?
世間が悪いのか?
政府の行う行政が悪いのか?
サラ金漫画といえば「ナニワ金融道」が有名だが、この漫画の中では
10日5割、一日3割
なんて、考えられない高金利に手を出してしまった人間が、どんな人生を歩んでいるかという部分にスポットライトが当てられているのが面白い。
作者は結構現場での取材をやっているように思えるし、もの凄くリアルな感じ。
そして分不相応の金を得るために闇金を借り、消えて行く。
リアルだ…
1巻の最初に出て来た強烈な台詞が頭にこびりついている。
主人公?の闇金会社に入った新入社員が、社長の非常さに弱音を吐く。
罪悪感を感じないのか?
社長は
豚を殺して肉を食べているのに罪悪感を感じるか?
世の中、罪悪感に対して鈍感になっているんだ。
人並み以下の人間のくせに、見栄を張って人並みの生活をしようとする。
そう言う人間に引導を渡すのが我々の仕事だ。
まるで、この時代の闇に潜む死神のようだ…
こういう人間が本当に悪いのか?
本当に悪いのは、闇金に手を出すような人間が悪いのではないだろうか?
金があれば物欲が満たされる。
金がなければ物欲は満たされない。
金がないと物が食べられないのに、ギャンブルや見栄のために金を使うなんて、通常の神経では考えられないのだが…
いま、テレビCMなどで
借り過ぎに注意しましょう
なんて能天気な広告をやっているが、はたしてこれは誰を守るためにやっているCMなのだろう。
借りすぎる奴は、どこかねじが一本抜けていると考えた方が良い。
貸す側も、取りっぱぐれのないように必死になって回収するをするはずだ。
法定金利の上限を見直すように法改正を進めているらしいが、韓国はもっとひどいらしく
法定金利は年66%
らしい。
韓国政府がサラ金業者を援護しているように感じるかも知れない。
勿論、韓国経済は二本以上に両極化してしまい、深刻な問題になっているらしい。
一方、日本ではほとんど仕事もしないで、福祉で生活をしている人もいる。
本当に慎ましく、賢く暮らせば多重債務者や浮浪者になる必要は無いというのに、道を踏み外してしまうのは誰が悪いのだろうか?
需要と供給という言葉がある通り、闇金でしか金を借りられない人間がいるから、闇金が存在しているのだ。
そいういうことを考えながら、この漫画を見ていると、もの凄く暗い気持ちになる。
この漫画、どこを読んでもハッピーになれないのが不思議な魅力とも言える。
気持ちが暗くなったので、一発芸です。
先日奥戸商会から、「ライオン丸G」なんて昔の特撮ドラマをリメイクしたものを見せられた。
なんとも変な話であるが、やっぱり続きが気になります。
そういえば、昔は忍者特撮物が結構やっていた気がします。
上の写真はライオン丸とは関係ないけど、ある忍者特撮物の主人公。
何十年かぶりに思い出してやってみたのだが、最初はどうゆう風に指をくんでよいのか、思い出すのに大分時間がかかりました。
ウルトラマンとか仮面ライダーとか、そのまた昔は赤胴鈴の助だとか、昔はヒーローが沢山いたんですよね。
その頃の主題歌を聴くと、もの凄く元気が湧いてくる。
だけど、今の時代、昔のようなヒーローが必要なのか?
どのドラマや漫画を見ても、昔のように胸をときめかせ、時代を背負って行く程のヒーローは不在であると思います。
ピュアじゃなくなってしまったからでしょうなぁ。
だから、昔の特撮物やアニメのリバイバルが流行る。
10月7日には「人造人間キカイダー」のアニメが放送されるそうです。
逆に考えると、今の時代を引っ張って行く人間、私くらいの年代の人間が昔のヒーロー物を見て元気を貰えるならば、こんな良いことは無いと思う。
リバイバル大賛成!
たまには昔の特撮物を子供の頃に戻って楽しんで見てみましょうかね。
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