書いて覚える初級朝鮮語

2007年2月17日 / コラム


 本屋に行ったら、タイトルの「書いて覚える…」が置いてあった。
 懐かしいです。
 今から遡ること7年前、私達はこのテキストで韓国語を学び始めたんですよね。

 ハングルの歴史から始まるこのテキストですが、市販されている入門書とはちょっと違っていて、どちらかというと「韓国語学校の教材」的なもので、独学で韓国語を学ぶにはちょいと説明不足でしょう。
 ハングルの発音自体、口を大きく開けた「お」とか、口を横に引っ張った「う」とかの説明もなく、どうしても音声に頼る必要が出てきます。

 今でこそこのテキストにもCDがついていますけど、その当時は別売りカセットテープでした。
 思い返せば、NHKの語学シリーズも、その頃はカセットテープでした!
 CD版が出たのは21世紀に入ってからだったかな…

 音楽を楽しむ以外の分野は、まだまたCDよりカセットテープの方が一般的だったみたいです。
 更に脱線しますが、その当時、私は通勤途中に音楽を聞くという習慣がなかったので、勉強のため、慌てMDコンポやらMDウォークマンを買い込んだなんて思い出があります。

なんだか、語学ってお金掛かるなぁ…

 そんなことも感じながら勉強しとりました(^_^;)

 このテキストは全24課まであり、簡単な会話練習を交えながら、単語を入れ替えて色々しゃべってみようと言うスタンスのテキストで、先に書いたとおりあまりにも文法説明が足りないので、独学での勉強は難しい、つまり先生について学ばなければならないんです。
 私が習った学校では、このテキストを1ヶ月で終わらせました。

 最後の24課には長い文章を読んでみようと言う課題があり、ちょっとした作文が載っています。
 その最初の文章を読んで、私はぶったまげました t( ^o^)。o 0

1(일)년에 걸친 한국어 공부가 끝났다
一年に渉る、韓国語の勉強が終わった

 なんだよ!この教科書は1年がかりでやるものだったのかよ!\(@o@)/
 こちとら単語もほとんど覚えられず、アヤオヨの読みもほとんど出来ないというのに!

 次の日から、また新しい教科書が始まりました。
 韓国に留学した外国人が利用する大学のテキストです。
 もの凄い短い文章なのに、全然読めませんし、意味が分かりません…
 そう言う私達に向かって、先生は

皆さん、やる気あるんですか!!(-_-#

 いや、ちょっと…やる気があってもついて行けないだけです(ToT)
 そんな頃のトラウマが蘇って来るテキストであります(^^;

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