マンガ「中国入門」

2005年10月21日 / 宣教師の思考方式

 マンガ「嫌韓流」に続けとばかりに作られた、中国の実情を描いた作品。
 今回、マンガを書いたのが「ジョージ秋山」大先生だったので、とりあえず購入して読んでみる事にした。
 これを読む限り、「中国に明日はない」ということが全面的に描かれていて、やはり「北京オリンピックなんてとても参加できないのではないか」という気になってくる。


 正直、中国人・台湾人の知り合いというものは、ごく限られた範囲でしかお付き合いしたことはないが、日本に正規な方法でやってきて、それなりの生活をしている人は、中国の中でもごくごく限られた、ほんの一つまみ(一握りではない)の特別裕福な人たちであるということである。
 そういう人はとてもよい人に思えるのだが、その他の大部分の人を日本人は知らないし、マスコミも良い部分しか報道していない。
 そればかりか、やはり中国は魅力的な国だから、敵に回さないほうが良いという意見のほうが大半を占めている。
 もしくは中国に滅ぼされるより、今自分が生きている間は、媚を売ってお茶お濁しているほうが安心だということか?
 兎にも角にも、中国は北朝鮮以上に「必死」である。
 必死だからこそ、日本の領土を侵犯してくるし、日本の資源を、そして他国の資源をほしがっている。
 そして世界有数の軍事国家であるにもかかわらず、他の国が軍事力をもつことも、許さないという自己中心的な国である。
 自己中心的な国=中国
 この本に書かれていることが全て正しいと、頭から信じてよいか疑問に思うが「沖縄は中国固有の領土だ!」と言ってくる可能性があるなんて話もある。
 学校で習った「共産主義」「社会主義」というものは「理想の国・夢の国」であるようなイメージを受けたが、現実は「一部の特権階級のものが甘い汁を吸い、その他のものは全てその一つまみの人たちの奴隷階級を作る仕組み」である。
 日本でも、いまだにこの机上の空論、夢また夢の理想国家を唱えている人がいるというのだから、空恐ろしい限りである。
 万人が共に幸せになれる国家は、確かに理想であるけど、人の欲望はどす黒く汚いもの。
 まだ日本の政治家や官僚たちのほうが、まだましに見えてきてしまう…

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

TOPへ戻る