童話は難しい!

2007年4月18日 / 学校


 今日の韓国語学校は、韓国で放送されている「童話」のようなものを教材にした授業だった。
 有名な昔話だけではなく、視聴者から寄せられた、心暖まるお話をアニメにして放送しているそうだ。
 それでは、今回の授業で使われた話を紹介してみよう!
 ハングルが表示できない携帯などでは文字化けしてしまうが、日本語訳も乗せることにしたので参考にしてもらいたい。
※ 赤字にした部分は今回分からなかった単語・表現です。


———–
百人目のお客さん
 ランチタイムににぎわった鍋料理屋に、お客がいなくなったひと時。
 店の主人が一息ついて、新聞を眺めているとき、ドアを開けておばあさんと、アオバナを垂らした子供が入ってきました。
”さて、牛頭鍋は一杯いくらかの…”
 おばあさんは悩みながら腰のポケットから財布を取り出した後、鍋を一杯頼みました。
 湯気がゆらゆら出ている鍋
 おばあさんは鍋を孫が座っている方へ差し出しました。
 孫はつばをゴクッと飲み込みながら、おばあさんを見ました。
”おばあちゃん、本当に昼ごはん食べたの?!”
”そうだよ~”
おばあさんはカクテギを一切れ口に入れ、モグモグしている間に、孫は鍋を<蟹が南風に目を隠すように>あっという間に平らげてしまいました。
この姿を見守っていた店の主人が2人の前に行きました。
”おばあさん、今日は本当に運が良い! おばあさんは今日当店の100人目のお客さんでございます。”
店の主人はお金を貰いませんでした。
それから一月くらいしたある日…
少年が鍋料理屋の前にしゃがんで、何かを数えていました。
何気なく窓の外を見た店の主人は驚きました。
少年は鍋料理屋にお客さんが入るたびに、石ころを一個ずつ輪の中に入れているようでした。
しかし、ランチタイムが過ぎてしまってから、石ころは50個を超える事はありませんでした。
心がはやる店の主人は常連客に電話をかけました。
”忙しいの?仕事が何だよ…、 鍋一杯食べて行けって…今日はタダだ、タダ!”
そうやって、町中に電話を架け回した後、お客さんたちが押し寄せ始めました。
”91、92、93…”
少年の数えも早まりました。
そしてついに99個の石ころが輪の中に入った時、少年は慌てておばあさんの手を引いて鍋料理屋に入って行きました。
”おばあちゃん、今日はボクがおごってやるからね!”
本当に100番目のお客さんになったおばあさんは、暖かい牛頭頭鍋をごちそうになり、少年はおばあさんがそうしたようにカクテキを一切れだけモグモグ食べました。
”あの子にも一杯やろうかね?”
”しーっ、あの子は今、食べなくてもおなか一杯になることを憶えているんじゃないか!”

ズルズルと鍋を美味しく食べていたおばあさんが、孫のために鍋をちょっと残してやろうと思ったのですが、少年はお腹を突き出して言いました。
”いや~、僕はお腹一杯だよ。これ見て!おばあちゃん!!”
———-
백번째 손님
점심 한 때 바글대던 국밥집에 손님이 뜸해진 시간
주인이 한숨 돌리며 신문을 뒤적이고 있을 때, 문이 열리고 한 할머니와 땟국 줄줄 흐르는 아이가 들어섰습니다.
“자, 소머리국밥 한 그릇에 얼마나 하는지…”
할머니는 엉거주춤 앉은 채로 허리춤에서 돈주머니를 꺼내 헤아린 되 국밥 한 그릇을 주문했습니다. 김이 모락모락 나는 국밥 한 그릇, 할머니는 뚝배기를 손지가 앉은 쪽으로 밀어 넣었습니다. 소년은 침을 꼴깍 심키며 할머니를 바라봤습니다.
“할머니, 정말 점심 먹었어?”
“그럼~”

할머니가 깍두기 한 점을 입에 넣고 오물오물 하는 동안 소년을 국밥 한 그릇을 마파람에 개눈 감추듯 먹어 치웠습니다.
그 모습을 지켜모던 주인이 두 사람 앞으로 갔습니다.
“할머니 오늘 참 운이 좋습니다, 할머니가 오늘 우리집의 100번째 손님이세요.”
주인은 돈을 받지 않았습니다.
그로부터 한달 남짓 지난 어느 날.
소년이 국밥집 길 건너에 쭈르리고 앉아 무언가 헤아리고 있었습니다.
무심코 창밖을 보던 주인을 깜짝 놀리ㅆ습니다.
소년은 국밥집에 손님아 들어갈때마다 돌맹이 하나씩을 동그라미 안에 넣고 있었던 것입니다. 하지만 점심시간이 다 지나도록 돌맹이는 쉬개를 넘지 못했습니다.
마음이 급해진 주인은 단골들에게 전화를 걸었습니다.
“바쁜가? 일은 무슨… 국밥 한그릇 먹고 가라고… 오늘은 공짜야, 공짜!”
그렇게 동네방네 전화를 돌린 되 손님들이 몰려들기 시작했습니다.
“여든 하나, 여든 둘, 여든 셋…”
소년의 셈이 빨라졌습니다. 그리고 마침내 아른 아홉개의 돌이 동그라미 안에 들어갔을 때 소년은 황급이 할머니의 손을 이끌고 국밥집에 들어섰습니다.
“할머니, 이번엔 내가 사드리는 거야.”
진짜로 백번째 손님이 된 할머니는 따뜻한 소머리국밥 한 그릇을 대접받고 소년은 할머니가 그랬던 것처럼 깍두기만 오물거렸습니다.
“저 아이도 한그릇 줄까요?”
“쉿~ 저 아이는 지금 먹지 않고도 배부르는 법을 배우는 중이잖소.”

후룩후룩 국밥을 맛있게 먹던 할머니가 좀 남겨주랴 했지만 소년은 배를 앞으로 쑥내밀고 말했습니다.
“아니, 나는 배불러, 아거 봐 할머니!”
————-
 こちとら七年もの間、韓国語を勉強してきたので、大まかな話は分かる。
 ところが、
細かい部分を正確に表記してください
と言われると、さっぱり分からない(ToT)
 韓国の鼻垂れ小僧が見る番組なのに、情けないばかりだ。
 まだまだ勉強が足りないのは分かりきっているんですけどねぇ…
 やっぱり、政治経済といった、大人の話題を中心にしか教材にしてこなかったから、こういう子供が当然のごとく使うだろう単語が抜け落ちているんでしょうな。
 このことは、半年前「NHKラジオハングル講座」の応用編で放送されていた
小学校の教科書を勉強しよう
という講座でも感じたのだけど、これも温故知新って事かもしれません。
 凄い勉強になるし、お金を出して学校に通う価値もあります。
———-
 先日、珍しく韓国人のお客さんが来たので、通訳をする機会があった。
 それを見ていた違う部署の新人君から、こんなことを言われた。
へぇ~、先輩って韓国語できるんですね!
先輩の係りって、外国語必要ないですけど、趣味でやってるんですか?

 悪かったな!うちの会社は外国語できても給料に反映されないんだよ!
 こちとら、それが分かっていて本当に趣味でやってんだい!
 すると、その後輩…
先輩の係りって、よっぽど暇なんですね!
 本当にズッコケマシタ…
 若さの特権てやつっすか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

TOPへ戻る