だいぶへこんでます(ToT)

2009年2月4日 / 学校


 仕事の関係でここのところろくに学校に行っていません。
 仕事で疲れてここ何回かずる休みもしてしまいました(。☆)\(-_-#)
 授業は月に3~4回程有るのだけど、最近は月1ペースでロクに会話をしていません。
 今日はほとんど聞く一方でひどい状態でした…
 ビール飲みながら反省会です。


 さて、今回の授業は
김현희
が語る、大韓航空機爆破事件について。
 大韓航空機爆破事件と聞いて、ピンと来る人も多いと思いますけど、ネイティブ的発音で「キミョニ」と聞いて、最初この人が誰なのかピンと来ませんでした。
 ハングルを見てやっと分かりました。
 日本では「キムヒョンヒ」ですからね。
 もう何年も韓国語を習っていますけど、彼女の名前をネイティブ的に聞くのは久しぶりだったので分からなかった次第です。
 さて、北朝鮮のスパイとして日本人になりすまし、韓国の航空機を爆破した犯人として、キムヒョンヒの名前はもの凄く有名です。
 ところが、日本のテレビ局でも若干放送しているようですが、本当にキムヒョンヒが大韓航空機を爆破した犯人であるのかという事に関して、疑問点が有ると言います。
 私が聞いた話では、北朝鮮にいた頃のキムヒョンヒとされる写真が、現在のキムヒョンヒと別人である可能性が高いなんて話です。
 まぁ、今回教材で使われたプリントの中では、キムヒョンヒさん本人が「あの事件は北朝鮮が計画したものだ」という事は変わっていないものの、本人曰く、大統領が変わる度、大韓航空機事件の話が持ち出され、再調査が必要だと言う話が出てくることに疑念を持っているということです。
 北朝鮮が世界で起こして来た数々の事件のほとんどは、北朝鮮事態公式に認めていないものが多いのは事実です。
 ところが、あれだけ韓国で騒いだ大韓航空機事件に関して、金大中大統領などは、公式謝罪を求めていないと言うのです。
 なぜ公式謝罪を求めないかと言うと、それぞれ思惑が有るようですが、韓国の中には北朝鮮は同胞だと言う考え方があり、大統領となったからには、いつか朝鮮半島の統一を夢見ているのでしょう。
 祖国統一をする為には、過去に起こった事件に一切触れずにできればそれに超した事は有りませんけど、やっぱり遺族の感情を考えたら超法規的措置は納得行かないでしょう。
 いや、そもそもあの大韓航空機事件が起こった1987年には本当に韓国と北朝鮮の仲が非常に悪い状態であったと聞いています。
 その渦中、あの事件が起こった訳ですが、韓国大統領選挙に重なっていると言うのです。
 当然のことながら、大韓航空機事件直後、親北派と反北派の候補が立候補したとき、国民は反北派の大統領を選んだ訳です。
 ところが、昨年ノムヒョン政権からイミョンバク大統領に政権が変わり、それまで行われていた親北派から再び反北派の政権に変わってしまったとたん、またしても大韓航空機事件が取りざたされて来たと…
 現在のイミョンバク大統領は米国産輸入牛問題を始め、就任直後から問題が山積み状態です。
 次の大統領選挙で政権奪回をもくろむ親北派が大韓航空機事件の再調査を臭わせたら、国民は次回、親北派の大統領を選択するかもしれない…
 そんな感じに大韓航空機事件が利用される事に対し、キムヒョンヒさんが憤りを感じていると言う内容でした。
 まぁ、授業中に出て来た内容をかいつまんで書いたので、若干歴史的背景や時期的なものが微妙に食い違っているかも知れませんので、とりあえずそんな内容だったと言う事だけ書いておきます。
 次に出た話題は、インフルエンザや風邪が運転に及ぼす影響について。
 飲酒運転の危険性は周知の事実ですが、車を運転するとき怖いのが風邪やインフルエンザにかかった状態であると言う話。
 とあるイギリスの保険会社の調査によると、風邪やインフルエンザにかかった人は、健康な人と比べて11%も多く事故を起こしているという調査結果が出たそうです。
 その意識レベルの低下は、ウイスキーを二杯(ロックなのか?水割りなのか?詳しく書いてなかったけど)飲んだ時と同じだとか。
 そりゃ、風邪薬の中には眠くなる薬も有るかもしれないけど、やっぱり熱っぽい時などはぼーっとしてしまうだろうし、注意力も落ちる事は想像できる訳です。
 また、プリントの中のデータとしては、交通事故の10件に1件の割合で風邪やインフルエンザにかかっている人が見つかったとか…
 アンケート調査でも、風邪を引いている人が車の運転を控えるという意識は低いそうだし、飲酒運転のように法的な基準が有る訳でもないし、意外な落とし穴かもしれませんね。
 さて、小生これだけ風邪が流行っていると言うのに、風邪引きませんね。
 アルコール消毒が聞いているからでしょうか(^^;

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