二カ国語DVDを作ろう
■ テレビで放送される韓国映画
やはり「冬のソナタ」のおかげなのだろうか?
昨年に比べて、テレビ(地上波)で放送される韓国映画が増えたように感じる。
放送された映画の中には、とっくの昔にレンタルビデオ屋でレンタルされていた作品もあるだろうが、地上波を録画すればレンタル代もいらない。
勉強をしようと思ったら、時には金を惜しまないことも必要だが、ただで教材が手にはいるのならそれに超したことはないじゃないですか!
続きを読む»
■ テレビで放送される韓国映画
やはり「冬のソナタ」のおかげなのだろうか?
昨年に比べて、テレビ(地上波)で放送される韓国映画が増えたように感じる。
放送された映画の中には、とっくの昔にレンタルビデオ屋でレンタルされていた作品もあるだろうが、地上波を録画すればレンタル代もいらない。
勉強をしようと思ったら、時には金を惜しまないことも必要だが、ただで教材が手にはいるのならそれに超したことはないじゃないですか!
続きを読む»
2004年8月4日 / コラム
お勧め度 ★
“New Hope Aparatment”の301号室に住むソンヒ は、料理好き過ぎて夫に嫌われ離婚。
隣の302号室に住むユニはかつて義父に性的虐待を受けたトラウマから拒食症に苦しんでいた。
ソンヒは自ら料理を作りユニの拒食症を治そうとするが、事は思ったようには進まない。
しかし、互いに心の傷を話し合うことで2人はやがて親友になっていく。
そして、ユニはソンヒに、驚くべき提案をするのだった・・・
この映画を見たのはもう3年以上前になるだろうか・・・
その時はまだヒヤリングなどほとんど出来なかったので、日本語字幕で見た様な気がする。
冬ソナブームになる前から、この「301 302」という映画はDVDとして発売されていたのだが、あえて購入してまでもう一度見たいと思えない作品だ。
上の粗筋にも書かれているが、301号室の女性が自分の料理を無理やり302号室の住人に食べさせる。
だが、302号室の住人は拒食症のためトイレに駆け込むはめになる。
この物語は基本的に301号室と、302号室だけでたんたんと進んで行く。
ソンヒはなぜそんなに料理を人に食べさせたいのか?
なぜユニは拒食症なのか?
その理由は、二人の回想シーンで明らかになるのだが、結構衝撃的なシーンが出てくる。
この話しの舞台は、韓国に限定されていると考える必要は無い。
一つの部屋に住む住人、一人ひとりに過去があり、現在が有る。
そしてその過去を忘れるため、人は自分を本当に理解してもらうため、その過去の忌まわしい思い出まで共有して貰おうと彼女は思ったのだろう。
この物語の最後も坦々と終わって行く・・・
この作品は大きなレンタルショップに行くと置いて有るところも有るので、ヒヤリングの練習など考えないで、この不思議な雰囲気を一度だけ味わってもらいたい。
一度だけで充分だけど・・・
<04/08/04>
2004年8月4日 / コラム
お勧め度 ★★★
サンウは痴呆症にかかった祖母と若い時に妻に先立たれた父、そして叔母と一緒に暮している。
ある冬、彼は江陵ラジオ放送局でアナウンサー兼プロデューサーとして働くウンスと一緒に、彼女のプログラムのための録音旅行をすることになるのだが・・・
韓国ブームだからか、ローカル局で「春の日は去り行く」を放送していた。
気付かないうちに日本でも映画が公開されていたようだが、ラブストーリーはあまり興味が無いので、映画館に行ってまで見たいと思わなかったのだ。
この映画は韓国の美しい四季を背景に、男女が引かれ合い、そして別れて行くと言うお話である。
お互い引かれ合った二人なのに、なぜかその中はぎくしゃくし始める。
彼氏がまだまだ頼りないと思ったのだろうが、もう会わないようにしようと言ったり、彼女の行動が良くわからない。
いきさつは納得いかないものの、結局男はふられてしまう。
縁側で一人たたずんでいるサンウに、痴呆症の祖母がこう言うのだ。
つらいだろうね。
だけど、バスと女はね、去ったら追うもんじゃないよ。
なんだかこのセリフがぐさっと心に突き刺さった。
そしてこう思った。
バス停に立っていれば、次のバスがくるさ!
祖母が言った通り?バス停にまたバスがやって来た。
だが、もう彼の行き先は違う方向に向かっていたのかも知れない。
彼女との思いでは、美しいままにしておきたい・・・
そう言うことだったのかも知れないが、なんだか恋愛初心者の私としては、この二人の行動がやっぱり良く分からないのでした。
<04/08/04>
タグ: 映画
2004年8月4日 / コラム
お勧め度 ★★★
町外れに小さな写真館を営む写真家チョンウォン。
死が徐々に彼に近づいているが、チョンウォンは変わらず日常の生活を過ごしていた。
そこに毎日フィルムを預けにくる21歳の駐車取り締まり員タリム。
二人の愛はだんだん深まっていくが、チョンウォンには余生があまり残っていない・・・
韓国語の勉強をし始めたら、是非この映画は見ていて損はない。
セリフは短いし、とても聞き取りやすい。
シナリオも出回っているので大変勉強になる。
続きを読む»
2004年8月4日 / コラム
インターネットを介して男女が知り合い、恋仲になるという映画。
思い起こせば、「ユーガッタメール」という米国映画が有ったと思うが、この「接続」という「ユーガッタメール」より以前に作られた作品である。
この話しにも「八月のクリスマス」に主演したハン・ソッキュが出演している。
お互い引かれ合いながらも、過去の思いが障害となって、なかなか前に進まないと言う、今の日本人にはじれったいお話しだ。
続きを読む»
2004年5月10日 / コラム
お勧め度 ★★★
最近、「チブロ(邦題:おばあちゃんの家)」という映画を見た。
都会に住む小学生の男の子が、家庭の事情で「田舎の村」に住む「おばあちゃんの家」に預けられる。
田舎の生活になじめない男の子は、おばあちゃんに「携帯ゲームの電池が欲しい」とか「ファーストフードが食べたい」だとか、散々わがままを言うのだが、おばあちゃんは耳が遠いし、字も読めないので、孫の言いたいことが理解できず、願いを叶えてあげることが出来ない。
おばあちゃんは、畑で取れたカボチャを市場で売って、孫にお菓子や新しい運動靴を買ってあげるのだが、わがままな孫は「おばあちゃんなんかと一緒に帰りたくない」と、荷物を残して、友達とバスで帰ってしまったり、せっかく買ってあげた靴も「ふん、こんな靴ださい!」とか言って、蹴飛ばしてしまう。
映画の中のお話だと分かっているものの、孫がお婆ちゃんを困らせるためにする、数々のいたずらを見ると腹が立って仕方ない。
何も言わず黙々と孫の世話をするおばあちゃんの姿をみていると切なくなってくる。
さて、「おばあちゃんの家」の話しに戻るが、この映画を見ていて、私が子供の頃、母の田舎に行った時のことを思い出した。
「仮面ライダー」が見たかったのだが、母の田舎では放映されておらず、「もう家に帰りたい」とだだをこねて、両親を困らせたことがある。
子供の頃「田舎」だと思っていた地域も、今では急速に都会化して、生活するうえで不便を感じる地域も少なくなっていると思うが、韓国にはまだ、日本の数十年前の姿を残している地域があり、映画に描かれている村も実在しているそうだ。
物語は、おばあちゃんが再び、一人山奥の村に残されるというところで終わるのだが、色々な思いが交差し、思わず涙ぐんでしまった。
男の子は「おばあちゃんの家」で何を感じたのだろうか?
皆さんも、ぜひこの映画を見てもらいたい。
日本人の忘れていた「何か」を思い出させてくれる映画である。
<04/05/10>
2004年2月4日 / コラム
この映画のDVDを購入した理由は、韓国のDVDとしては珍しく、日本語字幕が入っているし、あまり深く考えないでも見られるドタバタラブコメディーだと思ったからだ。
軍隊を除隊してから大学生になったウンシクは、大学に入って海軍の先輩であるソングクに薦められ体力サークルに入ることになる。
他の人より遅い出発のウンシクだが、出発もしない前に校内一の美人ウンヒョに心を奪われてしまう。
そんなウンシクの心とは裏腹に、ウンヒョに変態扱いされるような事件ばかりが続く・・・
このDVDのパッケージを見ると、エアロビクスをやっている凄く美人のお姉さん達(本当にかわいい子ばかり!)と、馬鹿な男達とのラブゲームという感じの話なのかと思っていたら、本当にびっくりした(^^;
よくこんな映画を韓国で作ることが出来なた~というのが正直な感想。
いや~、ちょっとやめろよ!というシーンが連発するが、男にはお勧め出来る。
かといって、女の子に「日本語も出るから見てよ!」と言いたいところですが、これはよっぽどでないとセクハラですぜ(^^;
僕がよく見ていたテレビドラマに出てくる女の子も脱いじゃってるし、ヒロインの女の子も大股開いて挑発するは・・・
ネタバレになってしまうので詳しくは書けないが、結局男と女はやることやっても、最後は顔じゃなくて心だ!ってことでしょうね。
大笑い出来るけど、やっぱり女の子には見せられない映画でした。
これは日本で公開しても受けると思うけど、どうなんだろうなぁ・・・
<04/02/04>
2004年2月4日 / コラム
お勧め度 ★★★★
この映画を知ったのは、2003年に韓国旅行に行った先のミニシアターだ。
タイトルの意味であるが、昔から韓国・朝鮮では男は南部、女は北部に良い男、良い女がいるという話。
日本に置き換えれば「男は黙っての九州男児」と「おしんみたいに内助の功の色白東北の女」が良いと言うことかな。
旅行先で貰ったチラシを見る限り、韓国の男と北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の女とのドタバタラブコメディーのようだ。
これは是非見てみたいと思ったところ、いつも私が利用している韓国製品を扱っているInternetサイトでDVDを購入することが出来た。
国家情報院長を父に持つチョルスの生きる目的は女だけだ。
夜な夜なナンパに精を出すチョルスは、当然のことながら学校での成績は落第寸前。
中国吉林省で行われている南北合同高句麗古墳発掘団に参加しなければ卒業させないと教授に
宣告されたチョルスは、発掘団に北朝鮮の女子大生たちも加わると聞いて参加を決意するのだった・・・
北朝鮮の女とどうやったら付き合うことが出来るのか?
主人公が中国で知りあったサポーターとともに手を変え品を替え、ヒロインの心を引こうとする健気な姿が笑えるし、自由な世界にあこがれるヒロインの心の葛藤も面白い。
最後の最後に、二人は本当の恋に落ちながらも「南北分断」という現実のため、引き裂かれてしまう。
さぁ、最後は「金正日」の前で・・・
喋るスピードは速くも無く、遅くも無く聞き取りの教材にはかなり良いかも知れない。
ただ、仕方ないことだと思うが北朝鮮訛りと方言は辞書を引いても出てこない物があり、意味を取りづらいところが有った。
「ソナギ(夕立)」という、韓国人の心に根づいている悲恋のドラマが多い中、これは結構笑えるし納得できるストーリーだと思う。
未だ分断されている韓国と北朝鮮を取り扱ったドラマとしてはJSA・シュリ・二重スパイ等が有名だが、「南男北女」もそういう側面を映し出している、一種のロミオとジュリエットみたいな話だ。
確かにお気楽な内容で、そんなことあるか!という映画では有るが、後10数年後は北朝鮮の人もこの映画を見て笑うことが出来れば良いと思っている。
早ければ今年末あたり、日本で公開されるかも知れない。
そうしたら是非見てもらいたいなぁ。
<04/02/04>
2004年2月4日 / コラム
お勧め度 ★★★
動物を愛する獣医のミンギュにウネが尋ねて来た.。
彼女は、ミンギュの恋人ファヨンと自分の恋人ジヌが付き合っていると言い、復讐しようと提案する。
しかし、その言葉を聞いたミンギュはむしろファヨンに害を及ぼさないかと心配してウネの後を付きまとう。
ウネはジヌの車をわざとぶつけ、麻酔銃で襲撃したあげく、ジヌを釜山まで追い掛けて騷動を起こす。
そんな過程で二人の敗者は互いに愛を感じるようになっていく・・・
タイトルと、冒頭シーンを見ただけで、大体のクライマックスが想像できるかもしれない(^^;
お互いのパートナーに捨てられた敗者が、色々なドタバタを繰り返して行くコメディー恋愛映画で、ヒヤリングが出来なくても、かなり気軽に見ることが出来る面白い映画だと思う。
最後も、べたべたのお約束で終わるのだが、そこがまた結構面白かったりする。
外国に行ってしまうと言う獣医の男を、もう一方の敗者の女が空港まで追いかける。
だが、彼が今どこにいるのか分からない・・・
彼女はとんでもない行動を起こし、彼を見つけようとする。
ついに二人は再開し、お互い抱きしめ合う。
最後に男が一言告白する・・・
が~ははは!
ありえな~い!!!
でも面白かったです。
<04/08/04>
2004年2月4日 / コラム
お勧め度 ★
最近は韓国語を勉強している者にとって嬉しいことに、某大型ビデオレンタル店に行くと、韓国映画がかなり置いてある。
確かに「シュリ」が公開されるまで、韓国映画と言えば「韓国エロス」という位置づけで、とてもまともに取り上げられていなかったから仕方ない。
昨年末、暇つぶしにレンタルビデオショップに行ったところ、変なタイトルの韓国映画?が置いてあった。
話題騒然、SFエロチカル・カルトムービー
テハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいる
なんじゃこりゃ(?、?)
しかしながら、韓国語オタクの私としては、とりあえず話題作りのためにも一度は目を通しておかねばならないと、うかつにもそのビデオを手にしてしまった。
内容はネタバレになっても良いと思うから書くけど、大学路(テハンノ)というところで売春していた女子高生が、その商売をしているところを学校の先生に見つかってしまう。
女子高生「3万円コースしてあげるから許して・・・」
先生「5万円コースで(にや)」
実はその女子高生、その先生のことを好きだったらしい。
やり終わった後、女子高生は月を見ながらつぶやく
タダでやらせるのはあなただけよ。
倫理の先生にも、生物の先生にもタダでやらせなかった。
売春婦にとって、つけでやらせるのは売春を卒業することなの。
私、テハンノから卒業したい。
月が奇麗よ。
私、今日身ごもったみたい。
その先生は3人の手下を呼んで、彼女をバラバラにしてしまう・・・
バラバラになった女子高生を拾い集める男。
彼女をミシンで繋ぎ合わせる老婆・・・
彼女は命令通りに動く殺人マシーンとして生れ変った!
ハ~~~。ため息が出る。
まぁ、私も男ですから、ヒロインが裸でいるシーンに興奮したりするんですけど、だからなんなのよ!
ストーリーがめちゃくちゃなのは仕方ない。
プサンファンタスティック映画祭に出品しようが、まぁ作る人の勝手ですから。
まぁ、だまされたと思って見て下さい。
間違いなく「だまされた!」と思いますから(^^;
<04/02/04>