にんにくカレー

2007年5月2日 / 秋葉原

 秋葉原がカレー激戦区になっているのをご存知だろうか?
 いや、私の中で外食というのは90%ラーメンのことをさすのだが、昔から秋葉原をうろつき回って来た人間としては、この食文化の変化をどうしても報告しなくてはならないという使命感に刈られるのである。


 正確に数を数えた訳ではないが、昔から秋葉原に存在していたカレー専門店を入れると10店舗近くカレー屋が存在すると思う。
 これはすごい話だと思う。
 カレーと一口に言っても、インドカレーやタイのグリーンカレーなど様々な種類があるが、秋葉原に存在するカレー屋は

日本式カレー

のお店だといえよう。
 以前まで秋葉原は電気の街として全世界にその名を轟かせて来たが、最近の秋葉原は食文化も多種多様で、それこそ営業不振に悩んでいた小さなショップが無くなったかと思うと、そこが飲食店になる何て、以前の秋葉原の常識からすると考えられないことなのである。

 まぁ、小難しい話は抜きにして、秋葉原を散策しているとお腹が空いて来た。
 ここでまたラーメンを食べようと思ったのだが、「カレキチ」なるカレー屋の前で、お兄さんが呼び込みをしていたのである。

ニンニクカレー 350円です!

 私がラーメンマニアであることは知られて来たようだが、実は

ニンニクマニア

であることはあまり知られていない。
 韓国料理とニンニクというのは切っても切れない存在であるのだが、私が韓国語を勉強するずっと前から、私はニンニクが大好きだった。
 だからして、私の前世は韓国人ではなかったのか?なんて考えてみたこともあるくらいだ。

 脱線に次ぐ脱線。申し訳ない。
 ニンニクと聞いてついふらふらとカレー屋に入ってしまいました(^^;
 ラーメンと違って、カレーは安いですね。
 普通盛りで350円。
 大盛りでも450円です。
 気になったのは、店の前の看板に

ニンニクカレー 激辛

と書いてあったこと。
 なぜニンニクカレーが激辛なのだ?
 そう思いつつも出て来たカレーを一口食べてみたところ…

全く辛くないし、ニンニクも利いていない!!(-_-#

なんだこれは?
 隠し味にニンニクを使ってあるのかと思ったら違うのか?
 ふと気付いたのは、トッピングのようにご飯の上に載っていたニンニクの芽。

 これをカレーの中に混ぜてみたところ…

びりびりと辛いニンニクのみじん切り攻撃!

 確かに激辛と言って過言ではないのだけど、ニンニクマニアとしてはちょっと納得がいかない。
 生ニンニクだから仕方ないのだけど、ニンニクの辛さだけ目立って、芳醇なフレーバーが全く出ていない。
 誰もが嫌な臭いと言ってしまうだろう、あのニンニク臭さが口中に充満している。
 やっぱりニンニクというのはある程度熱を通すと化学変化を起こして素敵な香りになるのだけどねぇ。
 これはニンニクマニアの私にはNGです。

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