Mac mini分解

2007年6月5日 / コンピュータ

 パソコンとはなんぞや?って話をすると長くなるのですけど、一時期は非常にディープで不毛なスピード競争のさなかにいて、自分もなぜこんなにパソコンにお金なんか掛けるのだろう?ってずっと思っておりました。
 人から与えられたものを受け身のように使うのではなく、WebPageのコンテンツで、自分から情報を提供するようになってからというもの、パソコンは自分にとってあまりスピード重視では無くなって来たようです。

 現在メインで使っているマシンは、Mac miniとキューブ型のWindowsマシン。
 十分に働いてくれております。
 ところが、ここ1年くらいの間に写真関係のことに首を突っ込むようになってからというもの、写真データがハードディスクを圧迫しはじめ、先日購入したE-410に至ってはRAW現像で白目を剥いた状態になっておりました。
 原因はなんだ? CPUか?
 いや、これは完全にメモリー不足です。


 キューブ型Windowsマシンはまだそこそこメモリスロットはあるものの、やはりメインで使っているMacの方が最優先です。
 ところがMac miniは分解するためにはドライバーではなく特殊工具が必要なんですよね…
 特殊な金属のヘラ、スクレイパーを購入しないといけない。
 わざわざMac miniを分解するだけに、高い工具を購入するのはめんどくさいなぁ…と思っていたところ、先日オークションで面白いものを見つけました。

 インプレスという会社が出していた

intel Mac miniでWindows XPを動かすための本

という雑誌の付録に、分解用のヘラがついているというじゃないですか!

 これは渡りに舟だ!イケイケ!とばかりに入札したら、手頃な価格で落札してしまいました。
 専用工具が手に入れば、後は秋葉原で安いメモリーを買ってくれば良いだけです。
 秋葉原をうろついて、かなり手頃なPC3200の1GBを購入。
 さて、あとは分解するだけです。
 こっちには専用工具があるのですから、あとは簡単簡単!

…と、思っいたのですが、なんだこりゃ?
 Mac miniの隙間に工具が入らないじゃないですか!
 実は、今回オークションで落札したのは「ヘラ」ダケなんですよね(^^;
 Webを検索しても、この付録のヘラで簡単に分解出来たという記事は出てきません。
 そもそも、Mac miniを分解するためのヘラというのは、推奨されている工具であっても、加工が必要らしいのです。
 これはやはり加工しなければならないようです(ToT)

 ちょいとヤスリでガリガリやって完成。

 この程度で良いのかな?
 とりあえず本体に出来るだけ傷がつかないように、プリペードカードを挟み、ヘラを差し込んだところ…

今度は上手く刺さりました!\(^o^)/

 あとはバキバキッとコジったら簡単に分解出来ました。
 ちなみに、落札したヘラは写真のとおり二本あったのですが、加工したのは1本だけでしたし、実際作業にはこの加工した1本のヘラしか使いませんでした。

 メモリの交換もあっという間で、元に戻して作業終了です。
 512MBから1Gになった訳ですが、やっぱり複数のソフトを立ち上げている時の動作が全体的に機敏になった感じです。

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