地下鉄

2006年9月14日 / 旅行


 今回我々が宿泊したホテルから、一番近い駅が緑莎坪(ノクサピョン)駅だった。
 歩いて5分くらいだから非常に便利。
 地下鉄の入り口からエレベーターでらくちんである。
 ところが、地下鉄に乗るため更に下に下に進もうとすると、節電のためか凄く薄暗い。



 設備はもの凄く近代的で金がかかっているのがわかるんだけど、いかんせん乗り降りする人が少ないのだろう。
 それならばここまで金をかけてかっこいい設備にする必要ないと思うのだが、公共工事に金をかけるのはどこの国も同じなのかしら楽しい
 今回の旅行は一回もタクシーに乗らなかった。
 なぜなら一番安い交通機関であるからである。
 日本のタクシーに比べれば韓国のタクシー料金は遥かに安いことはわかってるが、ソウルの市内観光ならば、地下鉄がベスト。
 ほぼ90円でどこにでも行ける感覚だ、

 名刺・キャッシュカード・クレジットカード、便利なケースが1,000ウオン!
 地下鉄内でのゲリラ販売も面白い。
 今回は食べ物とか、傘売りを目撃。
 先輩も
地下鉄内でああいうもの売っても良いのか?
と不思議がっていたが、おそらく駅員に見つかれば捕まるだろう。
 もの凄い早さでものを売り、パッと下りてしまう。
 これは一つの風物みたいなものだと思う。
 ある時、先輩が席に座った。
 隣に席が空いているのに、私が座らなかったのを見て
なぜ座らないの?
と不思議がっていた。
 私は
私は若いですからね。座りませんよ。それにここ…

「障害者、老弱者、妊婦の席です。」と書いてありますから…
早く言えよ!そういう重要なことは!!

 まぁ、そういう人がくれば譲れば良い訳でして、先輩は見た目にそういう人に見えるかも知れないから大丈夫でしょう(。☆)\(-_-#)
 駅を下りて先輩が面白いことを言い出した。
あの座席、金属製だったぞ!
 えっ?確かに銀色だったけど、てっきり安っぽいビニールシートだと思っていたのだ。

 座ってみれば確かに金属製!固いです。
 そういえば気になったことがある。
 車内の広告がもの凄く少ない!

 それに、出入り口ドアに車両番号だとか、緊急の連絡先だとかが書いてあるし、駅の電光掲示板などで、災害時にはどのように行動すればいいのかなどの広報をやっていた。

 地下鉄のあちらこちらに災害資材が入ったロッカーが置かれているし…

 私は直感的に2002年の始めに起きた地下鉄火災事件のことを思い出した。
 おそらく、あの事件を教訓に、車内に極力可燃物を置かないようにしているのだと思う。
 3年前とは明らかに違うものを見た気がします。

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