実之和（２）

カレーつけ麺　大盛り　900円
　昨日の夕飯、同僚がカレー弁当を注文して食べていた。
　そう言えば、ここのところまともにカレー食べてないな。
　夕食でカレーを食べてしまうと、ビールが美味しくないんですよね。
　ビールの炭酸と、カレーの香辛料が胃の中でぶつかってしまうようです。

　次の日、なんだかカレーが食べたくなったのだが、ラーメン探検隊隊長としては、「実之和」に再チャレンジしてみたくなりました。
　前回頼んだのがカレーラーメンだったので、今回はカレーつけ麺大盛りにチャレンジ。
　普通盛りが８００円。大盛りは、麺が二玉分で９００円。
　特盛りは麺が2.5玉分で１０００円だそうだ。
　大盛りは４００グラムからいかな。

　麺は中太めん、結構しこしこしていて私好み。
　適度に冷やして締めた麺を、熱々のカレースープにくぐらせると、口の中いっぱいに和風カレーの味が広がる。
　前回も書いたかも知れないが、ここのカレーは日本製のカレーである。
　それもそば屋の流れをくんでいる感じで、ベースは鶏ガラスープで小麦粉を使ってとろみをつけているそうだ。
　適度にモタッとしているスープが麺に絡み付き、高級なカップヌードルカレー味という感じ。
　お世辞抜きに美味しいです。
　カレーラーメンの時は、どこを食べてもカレーの味しかしない感じであったが、つけ麺だと自分でカレールーの量を調節出来るので良いですね。
　麺のモチモチ感が小気味良いです。
　カレールーが最初かなり熱いのですが、つけ麺方式だと徐々に温くなって行くので食べやすい。
　難点は、カレーだけあって、飛沫が服に着くのを注意しないといけないことだろうか。
　前回は紙製の使い捨てエプロンをつけてくれたのだが、今日は無し。
　客が入らないのでコストダウンのためなのか、たまたま店員の可愛いお姉さんが忘れたのか分からないが、白いワイシャツを着ていたので紙ナプキンで自己防衛です。
　麺を食べ終わったら、ランチサービスでついてくる、これまたもちもちとした食感のご飯を、どんぶりに入れて、カレーライスとして食べます。

　ん～ん。さすがに毎日食べたいとは思わないけど、２週間に１度くらいは食べに行きたい位美味しいです。
　余談ですが、お店の中は結構レトロチックに装飾してあるし、器も結構しゃれていて、若い人にも受けが良さそう。
　だけど、たまたま土曜日の開店直後だったせいか、私以外お客さんは入っていなかった。
　分析してみると、カレーライスが５００～６００円程度で食べられるところを７００～８００円くらいかかってしまうので、ちょっと割高感があるかも知れない。
　店構えやメニューにも良い自己主張が出ているし、これだけ美味しいのだから、どうか長いこと営業を続けてほしいと思うのであった。