サポート後日談

2006年1月15日 / コンピュータ

 昨日、先輩のお宅にお邪魔して、PCサポートをおこなった。
 知人に譲るというノートパソコンは、数世代前のものであるが、メモリーもたくさん積んであるし、ハードディスクもそこそこなのでまだまだ現役で利用できる。
 これを譲ってしまうというのは、気前がいいものだ。
 持参したハードディスク完全消去ツールを使ってフォーマットを開始。
 2時間程かかってOSの再インストール終了。


 その間、先輩が所有しているPC2台の点検をする。
 この先輩、いつまでたっても初心者の域を出ない。
 普通PCを3台も購入するレベルになれば、それなりに勉強しているのが普通だと思うのだが…
 デスクトップの方は「終了時に何か表示が出てなかなか終わらないのがむかつく」という。
 確かに毎回同じ表示が出ており、再現性が認められたものの、エンターキーを押せば済むことである。
 エラー表示を見たところ、どうやら聞き覚えのあるプリンター会社の名前が表示されていた。
 とりあえずこのプリンタドライバーを再インストールしたところ、終了時の表示は無くなった。
 なぜこのような表示が出るようになったのか?なぜ再インストールをしたら表示が出なくなったか…
 そんなことまで私はわからないっす!
 もう一台のPCに関する要望は、とあるウエッブページからログインする際、IDを何回か間違えて入力してしまったため、IDを入力しようとすると間違ったIDが候補として表示されてしまうのがむかつくという。
 この機能を「オートコンプリート」というらしいが、この機能名を覚えていなかったのでどのボタンを押したらクリアされるか発見するまで手間取った。
 その間先輩は「なんだお前でもできないのか?」とポツリ。
 自分ではそのようなトラブル?に見舞われたことが無いので、検索するのに手間取ったまでだが、そう言われると非常に悔しいのである。
 言うなれば、「駅を降りたら真っ直ぐ進み、角にある蕎麦屋を曲がればすぐだ」という説明不足の道案内のようなもの。
 駅を降りたら出口が複数あって、どの出口を出て真っ直ぐかわからない。
 そして出口を出たら何本も道がある…
 そしてその蕎麦屋がどこにあるのか見つけるのに時間がかかっているようなものだ。
 道の名前や蕎麦屋の名前がわかれば人に聞くこともできるが、そういう情報が無いのだから聞くこともできない…
 結局一本一本の道を真っ直ぐ行き、とりあえず蕎麦屋の角を曲がってみるという作業の繰り返しになる。
 初心者がトラブルに陥るのも似たようなもの。
 蕎麦屋の角を曲がれと説明書に書いてあるのに、ラーメン屋の角を曲がって迷子になり、電話で助けを求めようとしても、どの道を通ってきたか説明ができない…
 蕎麦屋の角で待ってくれていれば迎えに行けるのにね。
 先輩の場合「俺の代わりに行ってくれないか」と言っているようなもの。
 私が自力でそこにたどり着くことは可能だろうが、先輩はいつまでたってもそこへはたどり着けない。
 故にいつまでたっても初心者のままなのだ。
 さて、トラブルとはいえないトラブルを解決し、先輩と一緒に知人のお宅に行く。
 先輩「わからなくなったら、宣教師に聞いてくれ。俺はわからん」
 完全丸投げである…(- –
 自分よりずいぶん若い人間なので、飲み込みも早いかもしれないが、パソコンなんて触ったことも無いといういうので、サポート大変そうである。
 何がわからないかわからないものなのだよね。
 だから初心者なのだけど。
 パソコンを渡してから、その足で飲み行った。
 今考えると、5時間位飲んでいたようで、現在二日酔い、絶不調である…
晴れ夜半に雨

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