68K系マシン

■ 68Kマシンは生き残れない?

 Macintoshの世界はPowerPCの登場で劇的なPowerUpがなされたが、過去に培われてきた68Kマシンと呼ばれた機種に搭載されたCPU用のソフトウエアーの開発も終了してしまったし、なにより最新のOSは68Kマシンにはインストールすることさえ出来ないものもある。
 もちろん、万人が高機能な計算ソフトを使用することもないし、バンドリングされてきた子供の教育用ソフトなど、そのままでも十分使えるとも言えるのだが・・・

■ 68Kマシン最強を目指せるか?

 ほんの少しの電子工作の知識が有れば、68Kマシンとして最強を目指してみることも出来るだろう。
 Performa系に入っているCPUは「コプロセッサー」という物を省くことによって、多少なりともローコストを狙っていたわけだから、コプロセッサーの入ったCPUを載せ換えれば、これまた「多少のPowerUp」も可能ではある。

 更にオシレーターなる部品を交換すれば、クロック指数が上がり「スズメの涙ほどの」PowerUpも夢ではない・・・

 あと、Performa588と630のLogicボードの違いとして、メモリスロットの数があげられる。
 630を使っている人は、どうしてもメモリスロットが1本しかないことから、メモリの上限が決められてしまい、歯がゆい思いをしたかも知れない。
 もっとも、メモリスロットが1本と言っても、実はLogicボードにはメモリスロット用の配線がなされており、どっからかメモリスロットを入手できたのなら、ハンダ付けしてメモリスロットを増やすことも可能・・・
 とにもかくにも、「イマサラネェ〜」と言いたくはなるのだけど、とりあえず全ての可能性を書いておかないと、このコーナーの意義が無くなってしまいますからm(_ _)m

■ LC-PDS Bus系のLogicを入れたら?

 68KマシンのPowerUpにはこの辺が一番適していると言えると思う。
 なにしろPerforma最強マシンを目指そうとしたら、PCI Bus用の電源改造を避けて通ることが出来ないのである。
 つまりPCI Busを使っていないPowerPCの搭載されたLogicボードとの差し替えで、PowerUpが簡単にできる。
 ここで断っておくが、簡単にできるというのは「作業が簡単」と言うことであって、それにかかるコストやら、入手経路、はたまたリスクなどに関しては責任は負えないと言う意味なので、お断りしておく。
 正直言ってPCI BusLogicボードは金さえ出せば案外簡単に手に入るし、秋葉原辺りでは新品がまだまだ手に入るのだ。
 しかし需要もないLC-PDS Bus系のLogicは市場には流れておらず、個人売買を探すほうが良いようである。

 話がそれてしまったが、LC-PDS Bus系の最強?と言えるLogicにはPowerPC603/120が搭載されている。
 これなら68Kマシンから比べればかなりの進歩にはなるだろう。
 しかし、そのLogicボードの設計の古さから、コストに合ったPowerUpになるかどうかまでは責任は持てない。
 あと、小耳に挟んだ情報だが、LC-PDS Bus系PowerPC603/120が搭載されているLogicボードで、動くものと動かないものが有ると言う話し。
 Performa5210等に入っている「603/75MHz」辺りを入れて動いたことだけは、自分で間違いなく実験して確認していることなので、それ以外のことについて「動かなかった!」と言う話しが有れば訂正させていただく。

■ PCI Bus Logicを入れたら?

 私は「羊の皮をかぶった狼」と言う言葉が好きである。
 もし上っ面がPerforma588で中身がPowerPC603/220MHzなんてマシンが有ったら実に楽しい・・・とは思う。
 これはLogicボードのソケットが共通であるため、努力をすれば可能である。
 何度も書いているがPCI Bus系のLogicをPerforma588等、68KPerformaに入れてもPCI Bus用電源(3.3V)が無いため、起動すら出来ない。
 つまり、このPCI Bus用電源(3.3V)問題をクリアーすることによって「羊の皮をかぶった狼」になることは可能である。

※ この配線図はすでに市販されているMacの改造を中心にしたサイトや、ムックなどを購入してもらいたい。

 ところで、PCI Bus系Logicを入れて動いたとしても、シングルスキャンタイプのPerforma588であるのなら、画面サイズは640*480という「いまさらねぇ〜」と言いたくもなる位、みすぼらしいものである。
 ちなみにPCI Bus系Logicのお値段は603/180MHzの物で2万5千円前後と言ったところだろう。
 秋葉原の某所では今でも「新品」が売られている。
 そしてPowerMac7500シリーズの値段も次第にこなれてきており、羊の皮をかぶった狼を気取る以外は、あまり苦労の割に、報われないというのが状況になってきているのも事実である。