
このコーナーでもっとも基本的注目点は、588/630/5000/6000シリーズはどれも上の写真のような、共通のソケット式Logicボードであるということである。
似たようなソケット式Logicボードとして、カラークラッシックやLC575などに使われたタイプのものも有るのでご注意を。
同じソケットということは、古くて遅いマシンでも、Logicボードを差し替えることによって高性能化できるはず!ということが考えられる。
しかし、一部問題が有るわけである!
ここでは非常に大ざっぱに分けた。
本来ならCPUの性能によって10種類以上のLogicボードが存在しているはずだが、切りが無いので2種類にした。
PCI Busというのは最近のDOS/Vマシンでも一般的となった、拡張スロットの名称である。
このスロット(ソケット)に各種拡張カードを入れることによって、もう一台のモニタを繋げたり、高速にデーターをやり取りすることが出来る。
この規格のPerformaのLogicボードであれば、最近のCPUであるG3プロセッサを載せることも出来るので、現在でも現役でこのシリーズと使っている人も多いはずだ。
下記の「LC-PDS Bus」もっとも大きな違いは、PCIスロット用に使用される電源が必要だということだ。
もしこの電源が供給されない筐体に入れても壊れることはないが、起動することもない(。☆)\(-_-#
逆に言うとこの電源が供給されないのなら、供給してやれば動くわけだ。
現実にこの電源を供給していない筐体にでも、PCI Bus用の電源を作ってしまうパーツというものも存在している。(1万円くらい)
また、回路も対して複雑ではないため、3千円もあれば秋葉原などでコンデンサなどを購入することも出来るのだが、電子工作などに自信のない人は上記のパーツを購入されたほうが良さそうである。
PCI BusLogicスロットと下記の「LC-PDS Busスロット」の形状はまったくもって違うものであるのだが、見分けがつかないという人は、下に書いてある機種名を参考にしてもらいたい。
また、このLogicボードに使用できるメモリーも、比較的新しい規格の「168pin DIMM」と言うタイプのものである。
このLogicボードの他の相違点としては「PowerPC603e/120MHz以上」のCPUを使用しているという点であるが、下記の「LC-PDS Bus」マシンの中には「PowerPC603e/120MHz」を利用しているマシンもあるので、絶対的な見分け方にならないといえば、言えないこともない(^^;
具体的な機種:
Performa5400シリーズ(5410、5420、5430、5440、5500)
5500シリーズ
Performa6400シリーズ(6410、6420、6430)
LC-PDS Busというのは、APPLE社独自の拡張スロットである。
歴史的には非常に古くから有るものだが、いかんせん今となってはPCI BusLogicでないと生き残れないと言ってよいほど、この系統のLogicボードは非常に前時代的なものである。
この系統にも大きく分けて下記の2種類が存在する。
もっとも古いといえばPerforma588&630に乗っているLogicボードで、CPUにはモトローラー社の「68LC040-33MHz」が使われている。
この「68LC040」の真ん中の「LC」と言うのは「ローコスト」の略であって、値段も安いがその分「浮動小数点ユニット(コプロセッサ)」と言うものが省かれており、早い話が大量の計算をするなどの、もっともパソコンとして機能してもらいたい性能を省いているわけである。
具体的に言うなら、3Dソフトやフォトショップ等のフォトレタッチソフトでエフェクトを掛けると言った処理をしたら「あれ!壊れたの?」とか「止まってしまったの?」とか散々な目に会う(^^;
それほどローコストなCPUな訳だ。
ただ裏技的にコプロセッサが最初から入っている「68040」の物と取り換えてやることによって、古いソフトは多少使い物になるといえばなるのだが、Macintoshは「PowerPC」に完全に乗り換えが済んでおり、今となっては一部マニアの物となってしまった感が有る(^^;
具体的な機種:LC630、Performa630、Performa588
Macintoshの頭脳と言うべき「CPU」は「PowerPC」と言うものに移行した。
ただ、上記の「68000系」Macintoshとの引き継ぎ期間として、どうしても中途半端と思える機種が存在した。
それがPowerPCは乗っているものの、その性能を完全に生かしきれないというジレンマを持ったPerformaシリーズだ。
CPUにはモトローラの「PowerPC603/75MHz〜120MHz」が乗っている。
しかし上記に書いた「LC-PDS Bus」という古い拡張スロットを採用しているため、こいつが足を引っ張って性能を出しきれないというわけだ。
今ではこの「LC-PDS Bus」に入るカードは割高であまりお奨めできない。
またこのLogicボードに入るメモリーは「72pin/SIMM」と言ったタイプのもので、現在のメモリ市場を考えると馬鹿馬鹿しく割高なものになってきている。
それなら早いうちに見切りをつけて、上位機種に乗り換えたほうが良いのでは?なんて勝手に考えて、このコーナーを書いている次第である(^^;
具体的な機種:
Performa6200シリーズ(6200/75、6210、6260)
Performa6310
このコーナーの趣旨としては、この系統の古くて遅いLogicボードでも、上記の「PCI Bus系Logicボードに入れ替えれば良いじゃない!」ということがメインテーマである。
ただし、ただ入れ替えればいいというわけではない。
筐体によっては上記にかいた「PCI Bus用電力」を供給していない筐体も有る。
無くても電源を供給してやればいいとは言ったものの、やはりそれなりのコストと、それなりの知識と、バージョンアップのための費用が掛かってくる。
古いマシンを長い間使って行くためにはそれなりのコストと、あきらめが肝心なのだが・・・
しかし「古くて遅い!」と書いてみたものの、MacOS7.6以前の軽いOSを入れてやればまだまだ十分使っていられる人も多いだろうから、あまり頭から貶すのも言い事ではないとは思っております(^^;