筐体の解説

大ざっぱにわけて下記の4種類が有ります。

1 モニタ一体型 Performa588(68040/33MHzのみ)

 上の写真は正確には「LC575」です。手元に写真が残っていないので、こんな感じだということでお許し下さいm(_ _)m
 Performa575との違いは一見して分かる所としてモニタがもっと湾曲しています。
 Logicボードは588&575とも裏ぶたを外して引き抜けるタイプですが、根本的に違います。
 Logicボードは下のPerforma(LC)630とほぼ同じものですが、こちらはメモリスロットが2本有ります。

2 モニタ分離型ピザボックスタイプ Performa(LC)630&6200&6300シリーズ

 歴代のマックの中でもかなり長期間売られた初心者〜中級者用のマシンと言った位置づけらしかったです。
 一応ここでは「ピザボックス型」と呼ぶことにします。
 ちょっと厚すぎると思いますが、ミニタワー型との差別化のため、ご了承下さい。

 Performaと言う名前で出る前は、ソフトやモニタが同梱されていないLC(えるしー)シリーズとして売られていましたが、基本的にハードウエアーとしては「630」と言う物と全く同じです。
 Logicボードは上記のPerforma588とほとんど同じものですが、メモリスロットが1本しかなく、メモリ増設が少々厳しいというヘンチクリンな位置づけになっています。

 この筐体をベースにして「Performa6200,6300」シリーズというものも発売されていました。
 「Performa6000」シリーズと言っても、下に書いてあるようなミニタワー型の筐体も有るので、APPLEさんもうちょっとネーミングも考えて頂戴よ!と思っていました。
 このピザボックス型「Performa6000」シリーズはPowerPC603/75〜120MHzが搭載されたLogicボードが使われておりますが、Logicボードの設計が過去の遺産を引き継ぐという足かせから、PowerPCの性能を十分発揮できないなどのマイナス点が有ったようです。
 Logicボードが共通なので、Performa630にこのピザボックス型に入っているLogicボードを入れても無改造で動くわけですが、劇的な高速化はされないなど、ちょっぴり不満を持っている人が多いようです。

3 モニタ一体型 Performa5000シリーズ

 正式にPowerPCを積んで発売された一体型のマシンです。
 初期のものは評判の悪かったPowerPC603/75MHzを積んだものも有りますが、この筐体の最大の利点は、その後発売された全ての5000系Logic(PCI Busモデル)ボードを入れても動くように、PCIバス用の3.3V電源がLogicボードのソケットに供給されているという事実です。

※ ハッキリ言ってこのコーナーを書こうと思った最大の理由はこの筐体のためだと言って過言では有りません。

 PCI Busというのは、DOS/Vマシンでも一般的な仕様のカードスロットです。
 ここに高性能なグラフィックボードや、各種周辺機器を取り付けるためのカードを入れることが出来るため、現在でもこのPerforma5000シリーズの後期式を使っている人も多いと聞きます。
 PCI Bus対応のLogicボードといえば、下に書いてある6000シリーズと共通なのですが、一体型であるためスペースの問題から、PCIカードは1枚しか増設することが出来ないもの、一つの特徴だと言えるでしょう。
 またPCI Bus対応のLogicボードは、高性能なG3プロセッサーを積んだアクセラレータも発売されており、コストのことを言わなければ、やはりまだまだ使えるマシンだと言えるはずです。

 そうそう、この筐体を使うもう一つの意義はモニタの表示画面を有る程度切り替えられるということでしょうか。
 ただし、Performa5000シリーズの中には更なるローコストを狙って、モニタの解像度を変えられない廉価版も存在しています。
 こちらの方は同じ大きさの図体でありながら、640*480という表示画面しか対応していません。
 また廉価版の方はPerforma588と同じように湾曲しているようなモニタを使っているので、個人的には見た目は好きでは有りません。

4 モニタ分離型ミニタワー Performa6400,6500シリーズ

 実はこの筐体は一度も扱ったことが有りませんので、写真も持っていませんm(_ _)m
 Performa6X00という名前でも、上記のピザボックスタイプ「6200,6300シリーズ」が有るのですが、こちらはPowerMac8000シリーズバリのミニタワータイプです。
 また、この筐体に入っているLogicボードはどれもPCI Busに対応しているため、用途さえ良く考えればまだまだ現役で使えるマシンであります。
 5000シリーズの後期モデルはこの6400,6500シリーズと共通のLogicを利用しているわけですが、筐体が若干大きなため、PCIカードが2枚入れられるライザーカードが入っています。

 この筐体のシリーズが出てあまり時間が経たないうちに「CEО(最高経営責任者)」が、かのSteve Jobsに変わってしまい、Performaシリーズはあっけなく打ち切りとなりました。
 「Performaシリーズは作れば作るほど赤字になる」なんて噂も有りました・・・