■ 迎えが来た
先輩家族達とホテルのロビーで待っていると、迎えのマイクロバスが到着した。
飛行機の搭乗はまだだいぶ先だが、もうこれで韓国を離れると思うと、やり残したことばかりのような気がしてならなかった。
焼き肉あんまり食べてない!
本場のサムゲタンも食べていない!
犬も食べていない!
東大門市場にも行っていない!
バスにも乗っていない!
そしてあまり会話をしていない!

韓河の遊覧船にも乗っていなかったなぁ。

オリンピック公園にも行っていない。
そんなことを考えているうちに、我々を乗せたマイクロバスはどんどん飛行場に近づいていった。
1年くらい留学してみたいなぁ。
日本語の先生になって、韓国の人達に日本語を教えるのも良いなぁ。
■ キムチのお土産
空港に着く前に、日本人相手のキムチ屋に案内された。
とにかくここに座って、試食してくれという。
これは何とかキムチで、これは何とかキムチ。それでもって、これは何とかキムチです。美味しいでしょ。
日本語で説明を受けながら、ほんの少しずつ試食させてもらったのだが、どれもまぁキムチには違いない。
それでいくらなのかと思ったら、高級なキムチなので300gで1,000円くらいするという。
おい!韓国人がそんな高いキムチばかり食べているわけ有るまい!
そんなこと口に出さなかったが、私は煙草を吸いに行くと言って、席を立ってしまった。
まぁ、観光客相手の商売だからそんなものなのだろう。
いやなら買わなければいいだけだ。
店の中をグルグル回っていると、旅行者の添乗員さんが近寄って来て、韓国語で話しかけてきた。
どこを旅されたんですか?
私が旅したところ・・・
板門店と龍山、そしてCDを買った河辺。
私は急にどもってしまった。
今まであれだけ韓国語が出てきたのに、なんだかろれつが回らなかった。
疲れが有ったせいかも知れないし、韓国語をずっと聞いていたため、韓国語と日本語の思考回路がごっちゃになってしまったせいかも知れない。
■ タシ マンナジャ!(また会いましょう!)
添乗員さんとともに飛行場に着くと、あとは飛行機に乗り込むだけだ。
荷物の手続きも添乗員さんがやってくれたので楽だった。
飛行機への送迎バスに乗り込み、タラップを登る。
入り口では新聞が数誌並んでいたので、朝鮮日報を手に取る。
ざっと新聞の内容に目を通しているうちに眠くなってきた。
目が覚めたころにはすでに日本に到着しているはずだ。
あっと言う間の4日間。
こんなことで韓国に来たと言えるのか?
私はまた韓国に行くぞ!
それまでにもっと韓国語を勉強してやる。
テハンミング! タシ マンナジャ!!
<02/11/02>