iPodは壊れていなかった
2003年3月2日 / コンピュータ
■ iPodの充電電池問題
前回のレポートから、ずいぶんと時間が経ってしまった。
長期間のロードテストとでも前向きに考えてもらいたい(^^;
さてさて、現在私が所有しているiPodは、Appleが発売した一番初期のiPodである。
早い話が「すでに古い」機種だと言うわけだ。
見た目にいくら汚れようが、古くてもちゃんと使えていれば、全然問題ないのだが、内蔵されている充電電池が古くなるのは一番困る。
■ Appleは嘘つき?
Appleでは、フル充電されたiPodの充電電池は放置した状態で28日で空になると発表している。
ところが土曜日にフル充電して、そのまま鞄の中に放り込み、月曜日の通勤時間で音楽を楽しもうと思ったら、一曲も終わらないうちに「バッテリーが有りません。充電して下さい。」という表示が出たと思ったら、すぐにシャットダウンしてしまう。
某メーリングリストで確認したのだが、私より後に発売されたiPod10Gバージョンを使っている人(新品で購入、使用期間2ヶ月)の話では、3~4日放置してと、バッテリーがからからになってしまうようだ。
私の場合、極力バッテリーの消費を押さえるように、バックライトは常にオフ、聞き終わったら一時停止ではなく、完全に停止するように勤めている。
フル充電した後、24時間以上放置さえしなければ、二日間程は使えている。
通勤時間は往復1時間半程度なので、これだけへたったバッテリーでも、毎日こまめに充電さえすれば、まだまだ実用に耐えられるとは思っているのだが・・・
ちょっと気を許すと「バッテリーが有りません」と出るので、興ざめしてしまう。
■ iPodは故障していなかった!
次に、バッテリーが全く無くなってしまうと、iPodをMacにドッキングしても、まったく動かなくなってしまう問題があったが、ここからの復旧方法が分かったので、レポートする。
前回報告した通り、バッテリーが完全に無くなってしまうと、iPodに内蔵されている充電関係のプログラムすら動かなくなってしまうらしい。
そこで「iPodが壊れた」と思って、いちいちAppleに修理依頼をするのは時間の無駄である。
MacにiPodを連結しても、まったく反応が無いようで、実は充電が行われているようだ。
長時間FireWireケーブルに連結していたiPodは、バッテリー部分から熱を発していることもある。
これだけ暖かければ、懐炉代わりになるのでは?と思えるほどの熱量なのだが、おそらくこれはバッテリーに電気が通電している証拠なのだろう。
有る程度充電できたと思ったら、FireWireケーブルを外さず、Macをシャットダウンする。
そして再起動すれは「iPodは目を覚ます」ようだ。
前回の報告で、Macを一時スリープさせた後、スリープ解除したらiPodが復旧したと書いたのだが、その後、何度か実験して見たところ、スリープ解除でiPodが復旧することを確認できていない。
いずれにしても、Macが接続された周辺機器を探す作業を行う事で、iPodは復旧するようである。
<03/03/02>
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