ポストの話
2006年4月19日 / 学校
今日も内容が濃い盛りだくさんの授業だった。
前回、
お花見に関する自由作文を書いてきて下さい
という宿題が出ていたので、今年ブログに書いた花見の日記を韓国語に翻訳し、昨晩先生に送ったところ、授業中紹介されることになった。(韓国語の作文はこちら!)
先生に送った後も、自分でいくつか間違いを見つけていたのだが、それ以上にここ数年、まともに作文など書いたことが無かったので、かなり実際になじまない表現を指摘されてしまった。
まぁ、良くも悪くもネイティブの方に作文を添削してもらう機会は、この学校しかないんですよね
普段、いかにいい加減な韓国語をしゃべっているかよくわかります。
続いてパダスギ(聞き取り練習)
先生が読み上げる文章を書き取る。
この学校に入って3年目であるが、昨年までとにかくしゃべりまくる授業内容だった。
失敗を恐れず、とにかく心に思ったことを話す練習にはなったが、その分、授業中に正確な単語の綴りを指摘されることはほとんどなかった。
聞き取って、意味はわかるが正確に書けなかった文章もあったし、間違いなく以前習った単語なのに、どういう意味であるかわからない単語=完全に忘れていた単語が出てきたり、知っていて当然なのに、初めて聞くような単語も有り、このテストは0点に近かった。(もちろん部分点をくれるなら0点ではなかっただろうけど)
続いて文章の読み練習をかねた、長文読解。
今日はインターネットが普及したため、郵便ポストの存在意義が問われれていると言うお話だ。
韓国では毎年5%ずつ、郵便の流通量が減っているそうで、特に地方ではポストの中に数通しか手紙が投函されず、人件費のことを考えても、以前のように郵便ポストの存在意義が薄れているというのだ。
郵便ポストに関して、日本と全く違う使われ方をしていることをしり、これはネタになるなと思った。
韓国で財布などを拾った時、郵便ポストに入れておけば、持ち主に返してくれるとのこと。
郵便局員がポストの中身を回収した時、中に紛失物が入っていたら、持ち主を捜して届けるそうだ。
もちろん、警察署に届ける制度も有るそうだが、警察の場合、書類を作らなければならないし、善意で落とし物を届けたのに
もしかして、泥棒と疑われるかも知れない
と思い、ポストに投函する人もいる。
中には、スリが盗んだ財布の中から現金だけを抜いていらない財布をポストに放り込むこともあるそうだ。
ポストに捨てるくらいなら川にでも投げ捨てれば良いのに、さすが儒教国歌である韓国。
義理堅いと言えば義理堅いのかな
授業が終わり、ホームで電車を待っていたところ、以前何度か習ったことが有る先生と遭遇。
帰りの電車の中で
今日はどんなことを習いましたか?
なんていう、おもわぬ課外授業を受けることになった
なんだかんだ言って、この学校面白いです!
自宅に帰ってから、ビールを4本。
一人で反省会です。
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