嫌韓流3

2007年8月28日 / コラム

 今日、嫌韓流3が発売されたと聞き、早速購入して今居酒屋で酒飲みながら読んでいます。
 今回も在日の問題やマスコミのスタンスなどが主題になっていますが、正直あまり新鮮なネタでもないですね。

 嫌韓流の流れは一段落したというか、韓流ブーム自体終わってしまったので、盲目的に熱狂するおばちゃん達もなりを潜めてしまい、今更って感があります。

 そんな状態の中で未だに続編を書き続けている山野車輪氏の地道な啓蒙活動が奇異に見えてしまうんですね。

 ところが、本を読み進めて行くうちに、今回は以前とは違う流れが見えて来ました。
 それが韓国の嫌日流というか、韓国が悪いのは全て日本のせいというムーブメントの話でした。
 たった数個の事例を用いて

韓国人はこんなに酷い民族だ

なんて洗脳されるのはいやです。

 だけど悪い韓国人が世界で悪いことをする時には

日本人のふりをしろ!

という冗談がまかり通っているのが真実なら、韓国国民のレベルがその程度であるということですかね。

 私がいまでも付き合いのありる在日の友人や、ニューカマーの友人とはこの話題には触れないようにしています。

 そんな今更な話を持ち出して、関係を壊す必要がないからです。

 彼らも先輩方から日本人から受けた屈辱の歴史について教育を受けているかも知れませんが、彼らからはそういう劣等感や差別意識は一切感じられないし、今の日本人の若者以上に探究心が旺盛で学ぶところの方が多いですから。
 総括すると、今回の嫌韓流は善良な外国人が一生懸命に日本で生活している陰で、根拠のない差別意識を持ち出して、利権をむさぼろうとし、結局は同胞にも迷惑をかけてているなんていう話のようです。

 以前から何度も書いていますが、私の知る限り山野車輪氏が主張しているような「迷惑な韓国人」はおろか、差別意識を丸出しにして利権をむさぼる日本人が近くにいないので第三者的にしかこの本を読んでいません。

 嫌韓流を読んで無条件に韓国人を「敵対的民族」と思って欲しくないのが本心であります。

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“嫌韓流3” への1件のコメント

  1. 奥戸商会 より:

    > そんな状態の中で未だに続編を書き続けている山野車輪氏の地道な啓蒙活動が奇異に見えてしまうんですね。

    日本で一過性の『韓流』や『嫌韓流』が終わったのだとしても、彼の国の政府の反日スタンスは変わっていないって事が根本にあると思います。

    昨日の新聞にもありましたが南北朝鮮は国連において『日本海は植民地時代の名残。歴史的に見て東海に変更するか併記すべきだ』なんて事を未だに言い続けています。
    これは南北朝鮮が日本海を是としない根本は『理詰めの歴史認識』というよりも『日本よりも下に見られる事への感情的反発』でしょう。

    何処で読んだか覚えていませんが、日本列島がなければ『日本海(東海)』は『太平洋』な訳で、日本によって隔絶されて存在している海という理由で『日本(の)海』になったのには合理性があります。

    話は戻りますが、映画やドラマ、タレントが『韓国製』というだけで持て囃される『韓流』はとっくの昔に終わっていると思います。
    しかし、それは『一過性のブーム』から『成熟期』にはいったというだけの話で、けっして否定的なものでもありません。
    韓国が本当に友好的で世界に冠たる文化の発信国である事を主張するなら、これからが正念場って事です。

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