お水
2006年4月28日 / 役に立たない韓国語
会話が出来なくて、何のために外国語を勉強しているというのだ?
そう、下手でも何でも異文化コミュニケーションをしないと語学を習っている実感がわかないものだ。
私の勉強の場の一つが「水割り大学」である。
もちろん、こんな言葉は一般には通用しない。
このコーナーを読んでいる人意外はね(。☆)\(-_-#)
さて、久しぶりに悪友「両津氏」となじみの店に行くことになった。
とにかく、場末の店なので安心して低料金で飲めるのがうれしい。
普段は5人以上女の子がいる店なのに、めずらしく複数の女の子に用事が出来て3人しかいないという。
だけど、1年くらい前に初めてあった女の子と久しぶりにあった。
当時は日本語がほとんどしゃべれなかったのに、だいぶお店で勉強したためか、大分日本語が上手くなっていたし、心なしか奇麗になっていた。
こういうとき、日本語では「あか抜けた」何て表現するのだが、韓国語ではどういうのか質問したところ、意外や意外
ddae:垢
beod-dda:脱ぐ
ddae-reul-dda:垢を脱いだ
と表現するそうだ。
へ~、ほとんど日本語と同じという訳か。
ちなみに同じような単語で
beod-ggi-da:脱がせる、剥ぐ(はぐ)
という単語が有る。
と
の違いだが、かつて私は例文を考えながら覚えた。
na-neun oseul beoseodd-dda:僕は服を脱いだ
na-neun geunyo oseul beod-ggyeod-dda:僕は彼女の服を脱がした
ん~ん、彼女の服を脱がすと・・・
まぁ、深く考えないで下さい。
そうやって無理矢理関連付けて、必死に単語を覚えてたって話でやす(^^;
今回の水割り大学の講義は結構収穫があった。
私のコーナーでも紹介したことが有る「殺し文句」という言葉を、両津氏が使ったところ、女の子に結構受けていた。
jugi-neun mal:殺し文句
女の子はせっかくだからと、殺し文句に変わる面白い言葉を教えてくれた。
bbeog-ga-neun mal:殺し文句
ga-daとは「行く」という動詞。
問題はbbeogの部分だろう。
これは擬音語である。
漫画なんかで石が頭に当たった時
:ぼくっ!、カキーン
とか言う擬音が出てくるじゃないですか。
そういうイメージ。
だから
その言葉を聞くとbbeog:っと
ga-da:行っちゃう。
その一言でクラクラ、メロメロになっちゃうって言葉と言う意味だ。
面白いですね!
さて、このように馬鹿話が盛り上がって来たときなんと言うか?
mul-i ol-rad-dda:水が上がった?
ちょっとイメージしてみると、話をしているうちに盛り上がっている状態を「水位が上がって来た」と表現しているのか?
だが、先生方は「これはあまりフォーマルな場所では使っちゃ駄目よ」と教えてくれた。
これはどういうことだろう?
どうやら、今まで「水」と思っていたこの言葉には、他の意味が有るようだ。
先生は他の例文も教えてくれた。
mul-i jod-ta:水が良い?
これは飲み屋なんかで「今日は良いお客さんが来たわ」という時に使うらしい。
上客と言えば聞こえが良いが、水商売の言葉であるようだ。
また勉強しに行きます!
今日はここまで。
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