かおたんラーメン
2006年6月22日 / ラーメン・麺類
醤油ラーメン 650円(大盛り100円増し)
ついに、ついにこの店のラーメンを食べることが出来た。
この店を知ったのはいまから15年くらい前で、仕事の関係でこの店の近くを車でぐるぐる回っておりました。
見た目はもの凄く見窄らしいお店だけど、心引かれるものがあった。
ん~ん。ラーメンの元祖は中華麺にある。
中国4000年である。
中国の政治家は嫌いだけど、中華麺に罪は無いのである。
たまたま近くを車で走っているうちに、そういえばそういう店があったよなと、思いついて車を停めた。
初めて入るその店内は、非常に歴史を感じるような素朴な作りで、年季の入ったラーメン屋が味だけで生き残って来たと思わせるようなオーラを感じた(←大げさかしら)
メニューを見ると醤油、味噌、塩、つけ麺まである。
看板に「中国福建省の高級スープ」と書いてあったから、私は長いこと鶏ガラスープをベースとした白濁スープがメインだと思っていたのだが、店員さんいわく
高湯(かおたん)とは高級なスープという意味なんです
と説明をされた。
出て来た醤油ラーメンはどこにでも有るような醤油ラーメンだが、一口スープを飲んでみて
どこにでもありそうなのにいままで出会えなかった味
を感じた。
ベースは醤油なのだが、焦がしネギ脂が浮いており、八角の臭いがプンと香る。
どうやら、叉焼を煮るのに八角を使っているようだ。
本当にアッサリトしていながらも、ラーメンとはこうまで奥深いものなのかと、自分に問いかけながらあっという間にスープも残さず飲み干した。
く~~~~、また行きたい。
大盛り頼まないで、二種類頼んでも良いな。
つけ麺も量があって良さそうだし…
でもここまで来る機会があまりないのだ。
またいつの日かかならず行きたい店の一つになった。
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