サポート放棄!

2006年7月7日 / コンピュータ

 ある一定の年齢の人がパソコンを苦手とすることは、半ばいかし方が無いことである。
 だからそういう人を助けるためにも、私のようにある程度パソコンソフトをいじっている人間がサポートにつくのは当たり前のことだ。
 だけどさぁ…


 「パソコンソフトを使いこなす」のは一朝一夕では出来ないことであるが、それこそ毎日作っている報告書だとかを打つ分には、一昔前のワープロと大して変わらない作業な訳でして…
 それしきのことを「難しい」と言ってしまうのは非常識だとまで考えざろうえない。
 我が社では未だに「一太郎」を利用している。
 そりゃ、ずいぶん昔から使われて来たソフトだし、我が社ではワードが導入されるまで、当たり前のように使われて来たソフトだから良いのだけどね。
 いかんせん操作体系がすっきりしないので好きなソフトではない。
 それでも使わなければならないのだから、必要最小限の動作は覚えるわな。普通。
宣教師君、この表に線を引いてくれよ、頼むよ!
 このおっさん、何を考えているのだ?
 その程度のこと、未だに出来ないのか?
 まぁ、いいや。その程度のことは難しいことではない。
このツールボタンを使うんですよ。
それでこうすると、線が引けるでしょ。

 とりあえず、作業手順を教えて、私は自分のやらなければならない仕事をやっとりました。
 すると、
宣教師君、どうなっているんだ?線を引くモードから、文字を打つモードに切り替わらんぞ!
 この人は本当にいままでパソコン使ったことが無いのじゃないかと思うくらいのレベル。
 だけど、この人には専用のパソコンが割り当てられている。
 どうなっているんだ!この会社は…
 とりあえず、怒るのも無駄なので、文字入力モードに切り替えてあげる。
 さてと、入力、入力…
宣教師君、この書類をメールで送らなければならないのだが、どうするんだ?やってくれよ。
 それは私が聞きたいことである。
 私がこの部署に来て、まだあまり日が経っていない。
 その人が打っている報告書がどういうものなのかも、あまり理解していないのに、それを丸投げか?
 まぁ、いいや。
 その人のパソコンは、セキュリティーの問題で、イントラネットには接続されていないため、書類をネットワークにつながれているパソコンに、持って行かなければならない。
 さて、どうするか?
USBメモリーかなにかあります?それが一番早いんですけど。
おぉ、あるぞ、これだろ。

 ところが、渡されたUSBメモリーは大量の空き容量が有るにもかかわらず、コピー出来ないときたもんだ。
 これもセキュリティーの問題なのだろうか?
 仕方が無いなぁ…
●×さん、それじゃこの書類をフロッピーにコピーして置いて下さい。
 そういって、私は自分の仕事を続けたのだが…
ところで、この書類はどこに送れば良いのだ?
知るか!馬鹿!!(-_-#
 本当に切れるぞ!よくこれで私の上司をやっていられるなぁ。
 私はろくすっぽ作業が出来ないまま、席を離れることにした。
 すると、
宣教師君、まだメール送れないのかね?
だから、フロッピーにコピーしてと言ったじゃないですか!
私は使っていいフロッピーがどこに有るか知りませんよ!(-_-#

 こんな調子です。
 サポートどころか、自分でやった方が速いですね。
 メールはその後、後輩が送ってくれたそうです。

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