Slingbox 350使用レポート

2013年6月9日 / オススメ, 生活

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 Slingboxとは?
 インターネット回線を利用して自宅のビデオ等を遠隔操作し、iPadやAndroid端末、PCでビデオを見ることが出来る装置である。

 そのSlingboxが正当進化してFull-HD対応になって新発売!
 更に値段もお手頃に\(^o^)/

 上の箱みたいのが今回購入したSlingbox 350ですたい!
 下のものが今まで使っていたSlingbox PRO-HD。
 大分大きさも小さくなりましたね。

 今回、新旧Slingboxの違いをレポートしてみたいと思います。

 これまで使っていたSlingbox PRO-HDに関する以前のレポートはこちら!

1.画質の向上

 四の五の言わないでまずは画質の変化からレポートしてみましょうか。
 これまでのSlingboxはHDといいつつ、完全なフルハイビジョン画質ではなかったようです。
 これから表示する画像はiPad(3世代)で表示したものをスクリーンショットしたものです。

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Slingbox PRO-HD HQ(高画質)

 実際のところ、動画を見ているとこの画質でも気にはなりませんが、高画質で録画していた映像も低画質って感じに見える時がありました。
 名前はPRO-HDなんて格好良い事言っていた訳ですが、今一歩だった訳です。

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Slingbox 350 HD(ハイビジョン)

 どうですか!
 この高画質。
 非常に綺麗な画像です。

 正直言って画像が綺麗になった分、転送されるデータも大きくなっているはず。
 環境によってはこの高画質の恩恵を得られないこともあるかも知れませんね。

 参考までに高画質モードではネットの回線スピードが追いつかない時に使われる低画質な方も比べてみましょうか。
 まずは今まで使っていたPRO-HD

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 この画質でも動画になればまぁまぁなんとか見てみれなくも無いと言う感覚になるもんです。
 しかし、この画質は諦めモードですよね。
 次に今回購入した350の方は…

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 こっちもお陀仏って感じですけど、ドットが見えない分だけまだましかなって感じでしょうか?
 自宅のWi-Fi回線ではこの低画質は利用する事はまず無いと思いますが、外出先では利用しなければならない時が有るかも知れません。

2.入力ソースの統合

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 これまで使っていたSlingbox PRO-HDは

・同軸アンテナ(テレビアンテナ端子)
・コンポジット(いわゆる黄色い端子)
・Sビデオ(Sビデオ端子)
・コンポーネント(D端子を赤緑青に分配)

の4系統の入力をサポートしていて、リモコン端子も4本ありました。

 今回新しく購入したSlingbox 350は非常にコンパクトにまとめられており、コスト削減のためか入力ソースが

・コンポーネント(D端子を赤緑青に分配)
・コンポジット(いわゆる黄色い端子)

の2系統に減らされています。

 でも、1台のビデオデッキにSlingboxを繋いでしまえばそれ以上何を望むって言うのでしょうか?
 高画質なコンポーネント接続の画像を見てしてしまうと、コンポジット入力の低画質が堪え難いくらいです。
 個人的にもビデオデッキ1台に繋いであれば事が足りていたので、入力ソースの統合は全面的に賛成です。

3.赤外線リモコン端子を本体に内蔵

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 またしても今まで愛用していたSlingboxの悪口になってしまうんですが…
 PRO-HDは細くて長くて絡まりやすいリモコン端子が4本も付いていました。
 そしてビデオデッキの赤外線受光部近くに両面テープで貼れって言うんです。
 おしゃれじゃないですよね(^^;

 今回発売された350は本体内部にリモコン端子が内蔵されていて、わざわざケーブルを這わさなくてもビデオデッキを操作できると言う優れものです。(もしかしたら、今までのPRO-HDでも内蔵されていたら指摘して下さい。マニュアルほとんど読んでないもので。)
 もちろんこの本体内部のリモコン端子とデッキが離れている場合のために、リモコン端子の延長ケーブルも同梱されておりました。
 至れり尽くせりですねヾ(✿❛◡❛ฺฺ)ノ

4.デザインは格好悪くなった(^^;

 Slingboxってサイバーなデザインで非常に気に入っていました。
 その点、新しくなった350のデザインは今一かも知れません。
 まぁ、重要なのはビデオを見る事なので本体のデザインは二の次なんですけどね。

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 PRO-HDのランプ類は赤で、Slingboxを象徴するアーチ型のマークがデータ転送時には赤いランプが動くように光ります。
 結構格好良いんですよね。

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 逆に350の方はランプ類が白でアーチ型のマーク部分には1個しかランプがついていませんし、勿論動きません(ToT)
 ここもコストダウンの結果だと思いますが変なところに拘るって言うのは結構重要だったりします。

5.アプリの値段は相変わらず

 Slingboxでビデオを見るためにはPCやiPad、Android端末が必要です。
 PCの場合は無料なんですけど、携帯端末で見るためにはアプリをそれぞれ購入しないといけない。
 前にも書きましたがiPadとiPhoneではアプリがそれぞれ必要ですし、Androidも別にアプリを購入しないといけない。
 現在は1,300円まで値段が下がりましたが、円安のためにソフトの値段が上がる可能性もあります。

 まぁ、iPhoneの小さな画面でテレビをどうしても見たいかと言われるとそれ程見たいとは思いません。
 だけど、見られるのに見ないのと、見られないと言うのは大きな違いですよね。
 気軽に購入できる値段(500円くらい)に値下げしてもらえるとありがたいですね。
 …てか、自分も2,500円の時に買ったので非常に腹立たしいです!

総括

 新しいSlingbox 350は定価で約2万円のところ、現在バージョンアップセールをやっていました。
 古いSlingboxを持っていると送料無料で3千円も安く買えたのですよ。
 良い買い物をしたと思います。

 2年近くSlingboxを使って来て不満があるとしたら動作の緩慢さですよね。
 なぜ動作が緩慢なのかと言えば、例えばiPadでビデオを再生しとうとすると、Slingboxのサーバーを経由して自宅のビデオデッキの指示を出し再生を開始し、ビデオの映像情報がインターネットを通じてiPadで再生される…
 凄いタイムラグが生じていますよね。

 私の場合、家の中で再生する事が多いので、外のサーバーを経由せずに再生できる「家庭内モード」みたいなものが有っても良いと思うんですよね。
 そのためには、例えばSlingbox内部にWi-Fi装置を内蔵させる必要が出てくるでしょう。
 物理的にLANケーブルで繋がなくても良くなれば、一層Slingboxは進化すると思うんですよね。

 そう言うのを企画して欲しいですし、出たら絶対に買いますからよろしくお願いいたします\(^o^)/

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