明洞威興麺屋

2006年8月24日 / ラーメン・麺類


水冷麺 6500ウオン
 韓国旅行二日目にして、板門店ツアーを終えた我々は、明洞で軽い食事をとることにした。
 軽い食事と言えば、やっぱり麺類でしょう!
 本当なら、ある北朝鮮からの脱北者が経営している冷麺屋に行ってみたかったのだが、店の名前も覚えていないし、明洞にあるかどうかもわからないので、今回は断念。
 持っていたガイドブックに載っていた「明洞威興麺屋」という冷麺のお店を選択した。


 このお店ももともと北朝鮮の人がやっているそうだ。
 秘伝のスープとはどんなものなのでしょうか?
 楽しみです。

 冷麺屋と言うと、冷たい麺しか置いていないような印象だが、暖かい温麺もあれば、液体に浸されていないビビン麺のようなものもある。
 先輩にも冷麺がどういうものだか理解してもらうためにも、スタンダードな冷麺、水冷麺を注文することにした。
 冷麺を注文してすぐ、お茶のようなものが出て来た。

 飲んでみると、ソルロンタンやコムタンの暖かいスープであった。
 ちょっぴり塩味がして、これにご飯を入れれば十分主食として食べられるかな楽しい
 お店はそこそこ混雑していたが、店員さんは店の中をぐるぐる回っていて、コムタンスープが無くなると、すぐに継ぎ足してくれる。
 5分程して冷麺が到着した。
 写真では分かり辛いと思うが、はさみで麺をばちばち切ってから出してくれた。
 元々はもの凄く長い麺なのだろうな。
 スープを一口。
 非常に薄いがしっかりと味がついている。
 味を見ながら、少しお酢を入れたり、洋辛子を入れたりして調節する。

 麺は非常に細いが歯ごたえがあって、まるで固いこんにゃくのようだ。
 夏の暑い盛りにこれを食べるのは、日本人がそうめんを食べるのと同じような感覚に違いない。
 冷麺を食べているさなかでも、店員さんはコムタンスープを継ぎ足してくれる。
 冷たいものだけ食べていては、体のバランスがよくないということなのかも知れない。
 箸にも注目!
 店に置いてあった箸は、やはり金属製だったが、麺を食べるために滑り止めがついている。
 普通の金属製の箸だと、つるつるすべって食べ辛いだろうな。
 以前、学校近くの韓国食堂で冷麺を食べたことがあるが、このコムタンスープのサービスは無かったので、この温かい「ワンコスープ」がごく一般的なサービスであるかは、ネイティブの先生に聞いてみないとわからない。
 韓国人というと、激辛料理ばかり食べている味音痴ばかりだ!なんて比喩する人がいるけど、それなこのような料理を食べたことが無いからだろうな。
 他の麺も食べたかったのですが、また今度の機会に!

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