DS狂想曲

2006年10月1日 / 戯れ言

 探偵達と秋葉原を歩いていたところ、携帯に先輩からメールが届いた。
任天堂DS欲しいんだけど、どうしたらいい?
 どうすればって…
 お店に行って買えばいいじゃない。
 なにをすっ頓狂なことを言ってんだろう、この先輩は悲しい
 そんな感想を持ったので、自宅に帰っても暫く先輩にメールを返さなかった。


 先輩からメールをもらって大分経ってから「品薄なんですか?」というメールを出したところ
いつ入荷するか分からないそうで、予約も受け付けてくれないんだ
という話を聞かされた。
 たかがゲーム機ふぜいに、なんでこんなに需要があるのだ?
 頭に浮かんだのは、□い頭を○くする大人のDSトレーニングというソフトぐらいか。
 任天堂DSに興味は無い。
 この辺の分野に関しては弟と妹の話を聞いてみないとよくわかりません。
 ゲーム機には本当に興味が無いもので。
 個人的な話だが、私は任天堂という会社に対してあまり良い印象を持っていない。
 ファミコンやスーパーファミコンのころはまだ良かったのだが、その後に発売されたゲーム機はどれも鳴かず飛ばず。
 途中参戦のSONY PlayStationには大きく溝を開けられる。
 任天堂の何が一番気に入らなかったかというと、PS2がDVDを再生する機能を持たせたことにより、日本国内でDVDの需要が伸びたという背景があるにもかかわらず、任天堂は自社のゲーム機にDVDをつけることを先送りにした。
 理由はいくつかあるらしい。
 ゲーム機はゲームだけ出来れば良い。
 だが、どうしてもそれだけではないとにらんでいた。
 任天堂はファミコン時代から、ソフトを独自のカセット式でしか供給してこなかった。
 理由は、ソフトベンダーに独自のハードを使わせることにより、任天堂自体の利益率を上げるためである。
 そのせいで、各ソフト会社はカセットにかけるコストが上がり、よってソフトの値段に跳ね返るという悪循環に陥っていたと思う。
 その点、PS2が採用したDVDでのソフト供給なら、大量生産が可能なため、かなり自由度の高いへんちくりんなゲームまで発売されたと思う。
 まぁ、そう言うヨタ話はおいておいて、それでは任天堂DSがどれほど品薄なのかというはなしだが、ネットで調べたところ
去年からずっと品薄
という信じられない話が出ていた。
 これほど売れているのなら、もっともっとラインを増強して大量に売れば良いじゃないか!
 そう思ったのだが、DSの販売台数をみて目を疑った。
平成18年の1月で1000万台突破!
 DSは平成16年から販売されているらしいが、これの数はあれだけ全世界で売れたと言われているiPodの10倍以上は売れているという感じである。
 そりゃ品薄にもなるわな…
 品薄になるとろくでもない商売をし始める連中も出てくる。
 実際にオークションをみても、定価より高額で販売している人間がほとんどだ。
 そうなると、転売目的で商品を買いあさる不届きものまで現れてくるに違いない。
 そういうこすい連中の私腹を肥やさないためにも、ここは一時だけ待った方が良いと、先輩にメールをした。
 任天堂DSは家にもあるけど、やっぱり信じられないなぁ。
 任天堂が陰で悪いことやっていなければ良いのだけれど…

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