河豚料理
2007年12月1日 / 酒
お通し:黒ごま豆腐
久しぶりにSさんと会って会食することとなった。
Sさんは前の前の会社に勤めていた時の先輩だが、ことあるごとに飲みに行っているし、昨年は韓国にも一緒に旅行に行った仲だ。
ところが、Sさんは難病を患ってしまい、酒が一切ダメらしい。
その反面、食生活は特に問題なく何でも食べられるというので、たまには良いものでも食べようかという話になった。
これまた偶然の話なのだが、今回の土日に一人旅に出かけるつもりであった。
それも
河豚を食べよう!
なんて企画だったのだけど(^^;
数週間夢膨らませていたのだけど、結局計画は頓挫。
また別の機会にどこか行こうということにしたのだ。
だから、思いがけず河豚を食べることになって不思議な気持ちになった訳である。
河豚って言うのは今まで2階くらいしか食べたことが無い。
前回は3年位前に新橋で食べたのだけど、酒ばっかり飲んでいて河豚って物を味わった気がしていない。
その前は更に10数年前にさかのぼってしまう。
それだけ河豚って言うのは高級で庶民の口に入らないような物である…と思っていたのだけどね(^^;
今回食べたのは5,000円のコース料理。
河豚皮刺
鳥のささみの様に見えるけど、クニュクニュした食感。
味自体はほとんどない。
てっさ(河豚の刺身)
今までゆっくりと味わって食べたことが無かった気がします。
結構美味しいと感じました。
身がこりこりとしまっていて、ゆっくり食べると何とも面白い食べ物です。(^^;
河豚の唐揚げ
鳥の唐揚げっぽい食感。
河豚の肉って弾力がもの凄くあるんで、唐揚げにするとちょっと違和感がありますね。
唐揚げ粉の味がちょっと濃すぎると思いました。
もう少し味が薄くても…
さてさて、メインディッシュの登場です!!
てっちり!!
野菜をたっぷり入れて食べる河豚鍋って言うのは…
なんだか…
あんまり味がしません(-“-)
河豚の身を湯がいた物を口に含むと、揚げた時よりは柔らかく感じましたけど、やはり弾力が強いです。
だけど河豚の身自体に味がほとんどないので、食感を楽しむみたいな物なんですかね(-“-)
ずっとこのコース料理はポン酢や薬味の味しかしないような…
本場の河豚っていうのはもっと美味しいんでしょうか?
最後は雑炊で〆。
これまた河豚のダシがよく効いて…と言いたいところですが…
何ともお湯とまでは言いませんが、やっぱりこれぞ河豚のダシという味が出ていません。
こんな物なのでしょうか…
まぁ、総括すると面白い食べ物だと思いました。
結局のところ、Sさんとはずっと話しながら河豚を食べていた訳ですが、これが居酒屋だったらいっぺんにたくさんの料理を頼んで、食べる飲むのに忙しい、いつもの飲み会になってしまったでしょうね。
たまにはこういう飲み会も良いものです。
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