DANDELION 3.0 (2)


 いかにも手作りと言った感じの箱に入ったダンデライオン。
 箱から取り出すと、実に手作り感一杯のダンデライオンが出て来ました。


 マウントアダプターとは言っても、このアダプタはかなり簡易なもので、レンズをはめても固定されません(-“-)。
 横に見える芋ネジを回して固定するんです。
 短い広角レンズならまだ良いんですが、望遠レンズを付けたら、根元ががたがたします。
 それでもって、望遠側にのばそうと、レンズを引っ張ったらスポンとレンズが抜けてしまいました!
 レンズフードが付いていたから良かったのですが、下手すれば前玉に傷が付くところでした\(@o@)/
 こういうことが無い為にも、できればもう少しお金を出して、製品版のマウントアダプターにダンデライオンを付けた物(40ユーロ:6,783円)を購入するか、ダンデライオンを単体で購入して、手持ちのマウントアダプターに接着するのが良さそうです。

 さて、ダンデライオンを観察すると、ネジを半分に削ったピンのような物が見えます。
 最初、これは何だろうかと思ったところ、実際にダンデライオンにレンズを付けてみて、謎が解けました。

 このピンに、レンズの絞りを変えるピンを引っ掛け、一番絞った状態で、レンズを固定します。
 こうすることにより、レンズの絞り値を変化することが出来る訳です。
 再度書きますが、もう少しお金を出して、ちゃんとしたマウントアダプター付きのダンデライオンを購入すれば、こんな作業をしなくても、マウントアダプターを普通に付けるだけで、絞りリングを最大に絞った状態で固定できるんですがね…

OLYMPUS E-420にDandelion3.0を付けた状態
 手荒に扱うと根元から抜けます!
 さて、この状態でもフォーカスエイドが有効になり、オールドレンズを楽しむことが出来るのですが、ダンデライオンのデフォルト設定では
50mm/F2.0
という状態になっています。
 ダンデライオンは、レンズの長さを1mmから65535mmまで設定でき、最小絞り値も任意に指定できます。
 実際の設定方法は、まず撮影モードをマニュアルに設定します。

 続いて、本体の絞り設定リングを回して行くと、最大F91という通常では現れない、特殊な数値が表示されます。
 実はこの特殊な数値こそ、ダンデライオンのプロブラミングに利用するコマンドなんですね。
 例えば、デフォルト設定に戻したいときには、F91というコマンドを選択し、シャッターボタンを押します。
 この設定で良ければ、設定を確定します。
 この設定確定方法が実にユニーク。

 レンズ取り外し用のボタンを…

 押します!これで確定!
 本当にこれで良いのか?って感じですし、正直ダンデライオンの実物が手元に来るまでは、だまされているんじゃないかと思いましたよ(^^;
 まぁ、本体の電源ボタンを切ると言う方法で、設定確定も出来るようです。

※ダンデライオンのWebPageでは、パシャパシャとシャッターボタンを押しているシーンが有りましたが、E-420に実際レンズを付けていると、ピントが合っていない状態では、シャッターが下りませんでした。
 レンズ設定の時、メディアは入っていなくても大丈夫でした。

設定コマンドは以下の通りです。

F91 :デフォルトに設定(50mm/ F2.0)
F81 :数値をマイナス設定(標準設定ではプラス設定)
F72 :レンズ長を50mm変更
F64 :レンズ長を20mm変更
F57 :レンズ長を10mm変更
F51 :レンズ長を5mm変更
F45 :レンズ長を1mm変更
F40 :最小絞り値をF 1.0変更
F36 :最小絞り値をF 0.1変更

 さて、最近手に入れた望遠レンズ
SIGMA 80-200mm F4.5-5.6
を装着する場合を例にとって設定してみましょう。
 前回も書きましたが、ダンデライオンはレンズの絞り値や、ズームレンズの変化を、カメラ本体に伝える機能は有りませんので、今回は200mm/F5.6というレンズとして設定してみます。
 まず、レンズ長の設定ですが、コマンドF72を選択し、3回シャッターボタンを押します。
 つまりデフォルトの50mmに50mmを3回押すことにより、150mm増やすと言う訳です。
50mm+(50*3)=200mm
 同様に、F40コマンド(F値を1増やす)を選択し、シャッターボタンをまず3回押し、次にF36コマンド(F値を0.1増やす)を選択し、シャッターボタンを6回押します。
F2.0+(1*3)+(0.1*6)=F5.6
 最後にレンズ取り外し用ボタンを押して確定。
 露出優先モードで撮影を開始できます。
 ダンデライオンのプログラムは実にユニークですが、レンズを付けて設定している時は、レンズのピントが合っていないとシャッターが切れないため、ピントリングをいじる動作が入ります。
 このため、設定のためシャッターボタンを何回押したか、途中で忘れてしまうことも有るんですよねぇ~。
 現在の数値がいくつであるか調べる為には、一度実際に撮影をしてみて、写真をプレビュー、設定を確かめるしか無いです。
 さて、それじゃ、ダンデライオンをカメラから外したらどうなるでしょうか?
 もしかしたら、設定がデフォルトに戻ってしまうかと思いましたが、これが意外なことに、設定がまだ生きていました。
 E-420でレンズ設定をして、E-3に取り付けるという方法もありでした。
 ただ、どのくらいの時間、ダンデライオンを放置すると、設定がデフォルトに戻ってしまうかまでは調べていません。
 長期間カメラの電源を入れないでおくと、いつの間にか設定がデフォルトになってしまう可能性もありますね。
 次回は実際に撮影してみますかね!
※DANDELIONの設定時に、ピントが合わないとシャッターボタンが押せないと書きましたた、考えてみればオートフォーカスモードではなく、マニュアルフォーカスモードにすれば良いことに気づきました。

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