OM-1、OM-2のプリズム補修

2008年12月21日 / 写真・カメラ


 以前モルトの加水分解により、プリズムにモヤモヤが出ていたOLYMPUS OM-1を、新品同様であったOM-2のプリズムとアッセンブリ交換をしました。
 モヤモヤの出ているプリズムはどないしましょか?


 写真に写っている通り、モルトの浸食によりモヤモヤは出ているものの、表面上浸食しているようには見えず、これでは定番のアルミホイルによる補修が出来ないわけです。
 ここはネタ的にもプリズム補修の練習をしてみようと思いました。
 まずはモヤモヤの出ている黒い塗装を、マイナスドライバーでガリガリ削ります。
 ガラスは結構固い物質なので、鉄製のドライバーくらいでは傷つく事は無いでしょう。
 実際に腐食した部分を削ったプリズムがこれ。

 実際に削ってみて気がついたのですけど、赤く表示した部分はミラーになっておらず、アルミホイル補修は全く意味がない事が分かりました。

 この面には光を通さないつや消しブラックを塗るのが良いようです。
 まぁ、今回は練習なので今後の課題にします。
 補修した後の状態を表示したいところですが、上手く写せません。
 ですが、腐食した部分はアルミホイルを付けただけで、ほとんど気にならなくなりましたね。
 おまけですが…

 フィルムの巻き戻し軸がさらにハの字になってしまいました。
 これ以上力をかけたら壊れちゃう。
 まぁ、OM-2は完全に部品取りのつもりだから良いと言えば良いのですが、形有るものが壊れるのは気分が良く無いですね。

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