東池袋 大勝軒 本店

2009年9月16日 / ラーメン・麺類


もり 生玉子 750円
 元祖つけそばの味って、本当はどんなものなの?
 今日まで二軒(金町・大谷田)の大勝軒でもりそばを食べたけど、つけ汁が甘ったるいし、妙に温いし良い印象が無かったんですよ。
 でも山岸さんが作ったとされる、元祖特製もりそばを食べないことには判断付かないじゃないですか!


 どうして私は方向音痴なんだろう?
 新宿駅から山手線に乗ったんだけど、渋谷と池袋を間違えてしまいました(。☆)\(-_-#)
 おおよそ20分近くのロスです。
 池袋駅から10分ほど歩いて大勝軒に到着。
 かなり遅い時間だったからそうなのか、行列まではできていないものの、そこそこお客さんは入っていましたね。
 店の前に置いてある券売機で券を買います。
 本当は中盛りや大盛りを頼みたかったんのに、麺増量のボタンが見つからなかったんですよ。
 カウンターに座って食券を出し、待つことおおよそ10分。
 ちょっと待たされてるなと思いつつも、元祖もりそばの味を想像しながらレポートの下書きをしておりました。
 油断していたらもりそばが出てきました!

 今日は大勝軒の後にアイバンラーメンにも行きたかったので、普通盛りでもしかたないと思いつつ、このドンブリを見たら
小さ!
と心の中でつぶやいてしまいました。
 大勝軒さんでは
・普通盛り 340g
・中盛り 550g
・大盛り 800g
となっているそうで、普通盛りでも二倍くらいの量が有るとされていますが、麺好きの私にとっては中盛りが普通盛りの感覚なんですよ。
 一応個人的な話なのでお断りしておきます(^^;

麺、美味!Σ( ̄□ ̄|||)
 茹で具合は少々柔らかめであるものの、温度も私好みだし、何よりこのヌメヌメした食感と口の中に広がる麺の美味さがたまりません。
 大勝軒から暖簾分けした常勝軒さんは、麺をつけ汁にくぐらせた段階で麺の味が完成する程、麺の茹で加減が計算されています。
 しかしながら、つけ麺のつけ汁は温くなってしまうもの。
 硬めに茹でてしまうと、後半どうしても麺の戻りが悪くなってしまう…
 そう考えれば、この柔らかさも計算されていると言うことなのか?!

 つけ汁は想像以上に魚介系の香りが強いですね!
 これは美味そうだ!
 このつけ汁に麺をくぐらせると
너~무 너무 맛있어!!:超美味!!
って感じです(^^;
 周りを見渡すと、私が入って来たときよりお客さんが増えて来ていました。
 皆さん、会話もほとんどしないでラーメン・つけ麺を食べていらっしゃる。
 私もこの後、ブログへのレポートを考えながら食べていたところ、急につけ汁の味が変わり始めました!

 底に沈んでいた叉焼を取り出し、モグモグしてたら途端につけ汁が甘くなり始めたのです。
 最初は濃厚な魚介系だったのになぜだ?!
 答えは作り方を見ればすぐ分かります。
 つけ汁のドンブリに、砂糖を一さじ入れるんですよ。
 そこに具を入れてからスープを注ぐと、スープの底に砂糖の甘い層が出来る。
 静かに上澄みだけで食べていると、味の変化が出て面白いと言う訳ですね。
 山岸さんは、とあるテレビの中で
つけ汁が冷めて行く過程の味を楽しんでもらいたい
なることをおっしゃっていました。
 なるほど、こういう計算も有ったんですね。
 ちなみに叉焼はロース肉(もも肉?)で脂身が少なく、噛めば噛む程味が出るタイプです。
 柔らかい麺だけでなく、歯ごたえ、歯触りの変化も狙っているのかも知れません。
総括
 そりゃ、最近の濃厚豚骨魚介系醤油味に比べたらパンチは少ないと思います。
 だけどこのもりそばは、老若男女問わず食べることの出来るすばらしい一品だと思います。
 大勝軒は割りスープってやっているんでしょうかね?
 残ったつけ汁は砂糖の味が利いていて、全く塩辛さがなかったため、多少濃いかなって思いつつも飲み干してしまいました。
 割りスープがあればなお美味しく飲み干せたと思います。
 次回は絶対大盛りだ!

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