初めてのお使い

■ チェッパンヘ カジャ(本屋に行こう)

 韓国へ来て二日目の朝を迎えた。
 天気は曇りで昨日と同様、非常に蒸し暑い。
 昨日の酒は少し残っているものの、大した二日酔いでもない。
 私は冷蔵庫の中に入っている水を飲んだ。


冷蔵庫の中は水の入った金属製のポットだけ。

 顔を洗うとき水道水を口に含んだのだが、とても飲めた代物ではない。
 このホテルだけかと思ったのだが、20リットル位の巨大なペットボトルを逆さにした、ミネラルウオーターサーバーを至る所で目にしたので、韓国の水道があまり良くないことがよく分かる。

 我々はホテルの食堂で朝食をとることにした。


これにトースト、ドリンクがついて7000ウオン

 食事をしながら今日の予定を相談、まず韓国の本屋に行くことに決定。
 先輩は韓国語学校の先生から御使いを頼まれていたのである。
 先生の話によれば、地下鉄三号線の鐘路3街駅近くに有る大きな本屋に行けば、その本を購入することが出来るというのだが・・・

 異国の土地で「初めてのお使い」を経験することになった。

■ 地下鉄の乗り換え

 韓国の地下鉄は東京の地下鉄のように複雑に入り組んでいるのだが、コツさえ覚えれば乗り換えは日本のものより簡単だ。
 韓国の地下鉄には路線ごとに色分けされており、他の路線に乗り換え可能であるときはホームにその路線の目印が表示される。
 矢印にしたがって歩いてゆけば乗り換え所があり、行きたい方向を間違えなければ良い。

※ 写真をクリックすると大きく表示されます。


ここは七号線「建大入口駅」、上の緑が二号線の表示


二号線換乗所の表示に着いてゆくと・・・


その色の電車が待っている

 我々は指令書に従い、地下鉄三号線の鐘路3街駅で降りた。
 ここから歩いて直ぐのはず。

ピリピリピリ・・・

 先輩が借りた携帯電話が鳴った。
 電話の相手は旅行会社の人で、携帯電話が間違いなく先輩の手に届いたかの確認の電話だった。
「はい、携帯電話は受け取りました。今、鐘路3街駅の本屋に行こうと思っているのですが・・・・え!?それ本当ですか?」

 何やら良くない知らせのようだった。

<02/08/12> 

Copyright © 1998- "Senkyousi", All Rights Reserved.
E-Mail : na_neun_seon_gyo_sa@hotmail.com

←前へ 戻る 続き→