■ 金岩山も食後の景色(腹が減っては戦はできぬ)
異国の土地での行動は、想像以上に困難を極める。
本を探すだけですでに半日が経とうとしていた。
先輩の家族はこれからロッテワールドという遊園地に行くというのだが、各方面から「それほど大したところではない」という噂を聞いていたので、同行するのは遠慮し単独行動をとることにした。
さて、気楽に一人旅と行きますか(^_^ゞ
朝食にボリュームの有る物を食べてしまったので、豪勢な韓国料理を食べるほどお腹は減っていないのだが、軽い食事をとることにした。
できれば麺類がいいなぁ・・・
私は最寄りの駅をさまよいながら食堂を探した。
奇麗なレストランに入るより、地元の若者が入るような気楽な店が無いかと思っていたら、すごく庶民的な(悪く言えば薄汚い(。☆)\(-_-#)一件のウドン屋を発見した。
店に入り、壁に貼ってあるメニューを見る。
一番安いラーメンが3000ウオン、他もせいぜい4500ウオン位。
日本の立ち食いそば位のレベルの店であることが分かる。
私は3500ウオンの「カルクッス」という物を注文した。
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kal-gug-ssu:カルクッス
「gug-ssu」と言うのは、日本で言うウドンだとかそうめんだとか、小麦粉で作られた麺のことであるのだが「kal」のウドンとはこれいかに(-"-)
「kal」とは包丁だとかナイフだとかそう言う物を表す言葉なのだが、まさかナイフが入っているはずはない・・・
お通しで出てきた大量のキムチとたくわんを食べながら考えていると、カルクッスが運ばれてきた!
ん〜ん?これは海鮮ウドンみたいな物だ。
日本に来て辞書を調べてみると、「kal-gug-ssu」とは手打ちうどんだと書いてあった。
味の方は今一だったが、安かったし韓国の庶民の味を味わったと思えば良い思い出だ。
■ 旅の目的
今回韓国に来て、是非とも行ってみたいところが有った。
普通の旅行者なら韓国の歴史的な建築物とか、免税ショップ、はたまた「オーパルパル」とかを考えるかも知れないが、私はちょっと毛色の違った人間である。
サブタイトルの通り「韓国の秋葉原」と呼ばれる電子街に行ってみたかったのだ。
ネットで調べたところ、そこは「龍山(ヨンサン)」と言うらしい。
龍山駅は一号線のソウル駅から南に二つ目にある。
先輩達と別れ、私は一人で電車に乗っているわけだが、周りから見れば私が日本語を喋らないかぎり、私を「外国人」だとは思わないだろう。
私以外の乗客は私にとっては外国人であるはずなのに、顔形が日本人とほとんど変わらないため、彼らが韓国語を話さないかぎりそこは日本で電車に乗っているのと大して変わらない。
だが、列車の中は韓国語とハングルで溢れているわけで、間違いなく私の知る日本では有りえない。
妙な気分だ。
改めて電車の中を見てみると、茶髪やピアスをした馬鹿な若者が少ない分、日本より品が良い気がした。
だが、全くいないわけではない。
一見高校生風の集団が男女に別れて五人位ずつ、対面に座って大声で喋っていた。
前回少し書いたが、韓国の列車の横幅は日本の物より広いため、会話をしようと思ったら結構大声を出さなければならないのだ。
彼らの頭は茶髪や金髪、中にはピンク色の奴までいる。
年配の人が立っているのに、彼らはなぜ堂々と座って馬鹿話をしていられるのだろう?
まぁ「外国人」の私が口を挟む問題ではないだろうし、あと数年もすれば男は軍隊に行って丸刈りになるのだから、今のうちにせいぜい楽しんでおくんだな・・・という事なのかも知れない。
そんなオヤジみたいなことを考えているうちに、龍山駅に到着した。
近代化されたハイテク駅かと思ったら、想像とは全く正反対で地方の温泉地に有るような駅だった。
駅の窓から見える風景は、建築途中の建物が多く殺伐としているし、駅も一部造りかけだった。

ここが電子街?

テッチャンにサービス(^_^ゞ
果たして龍山にはどんなドラゴンが住んでいるのだろうか!
<02/08/17>