■ ソウル市内に武装警官
板門店での充実した時間を過ごした我々は、統一路を通り、午後4時30分頃には再びソウル市内に戻ってきた。
ガイドさんは何も言わなかったが、バスの外を見ると、町並みは少し異常な雰囲気だった。


盾を持った警察官が歩いているは、地下鉄の出入り口には大量の武装警官が待っているは・・・
何か重大事件でも発生したのか?

何が有ったの?
正確なことは分からないが、その日アメリカの軍人さんが韓国で事件を起こしたため、その裁判が行われているとのこと。
我が国でも沖縄などでアメリカ軍人が暴行事件を起こしては、日本の裁判に掛けられず、アメリカに逃げていってしまうという事がよく有るが、ソウルでもそう言うことが起こっているらしい。
そのための警備だったのかもしれない。
ちょっぴり面白い?写真が撮れたので良しとしよう(^_^ゞ
午後5時頃、「新羅ホテル」に到着。板門店ツアーは全て終了。
正直言って早いところ背広を脱ぎたかった!(^_^ゞ
■ 先生と再会
新羅ホテルから地下鉄に乗り、初日に有った先生と再会した。
先生に先輩の奥さんとお子さんの面倒を見てもらっていたのだ。(そのことを書いたのももう2ヶ月前か・・・)
ソウルに来たら南大門か、東大門に行かないと、何しに来たのだか分からない!ということで、実践的韓国語を駆使してショッピングを楽しむことにしたのだが・・・

■ オルマエヨ(いくらですか?)
ソウルに来たのに背広姿だったからだろうか?
どういうわけだか、客寄せのおにいちゃんは、皆日本語で話しかけてくる。
「お兄さん!どうこの時計!幻の時計よ!」
中身は日本製のいんちき高級時計。高い金を出しても税関で取り上げられる「幻の時計」だ。
これでは韓国語を使うどころではない(^_^ゞ
頭の切り替えが出来ないまま、たどたどしい韓国語を話したとしても、相手は日本語で喋りまくってくる。
その日本語も結構上手いので、わざわざ韓国語を話すのが馬鹿馬鹿しくなってきた。
私はとあるお店で、韓国海苔を買うことにした。
同僚に配るもので、大量に必要だと話すと、御姉さんは電卓を持ちだし「○×ウオンです。」という。
はたしてこの値段は高いか安いか・・・
先生に聞いても「本人が納得すれば良いんじゃないですか」というので、はっきり言って基準というものがよく分からない。
韓国海苔は韓国土産の定番中の定番であるが、思ったより高かったというのが私の印象。(いや、値切り負けしたと言うべきか)
喧嘩するくらいの値段交渉をするほうが安くなると思うのだが、試食した海苔の味は格別。
切り分けていない海苔をいくつかおまけしてもらい、交渉成立。
かなり大きな袋に入れて、南大門市場を闊歩することになってしまった。
先輩もすぐ背広を脱ぎたかったらしく、短パンとTシャツ、そしてサンダルを買うことにした。
ちなみに、その時履いていた靴は、駅の露店で売っていた2万ウオン(2000円)位の爆安靴。
板門店に行くのに履く革靴を忘れたというので、急きょ買ったものなのだが、デザインも奇抜だし、直ぐ足が痛くなってしまったそうだ。
板門店に革靴で行く必要がないとわかっていたら、そんな安靴買わなかったろうに。
先輩は、日本語の通じる店で、プーマだか何だかよく分からない、パチ物のサンダルを購入しようとしたのだが、なんと5,000円するとのこと。
そりゃそこから値引き交渉に入るのだろうけど、いくら何でもそれはぼったくり過ぎだろ(-_-#
ここは日本人観光客が沢山訪れるので、日本語が出来る売り子さんは沢山いる。
だけど必要のない物を高い金を出して買う必要は全くない!
相手は怒るかも知れないけど、やはり納得した値段の物を探すのが良いみたいだ。
■ ホップにて
日も暮れてきたし、喉も乾いてきた。
我々は南大門がすぐ近くに見える「ホップ」に入ることにした。

ホップとは「ビール屋」と訳すべきだろうか。
ビールの原材料である「ホップ」から名付けられた業種のようだ。
店の雰囲気は日本の喫茶店の様なところだが、ビールが飲める。
その反面、メニューの中には「パッピンス(かき氷)」もあるので、なんとも韓国独特な感じがする。
ビアホールや居酒屋とも言えないので「ホップ」と言うのが一番しっくり来るのかな?
とにかくここはビールが物凄く安く飲める。
最初に頼んだのは、500l位の生ビールだったが、一杯3500ウオン(350円)だった。
2リットルのピッチャー(韓国ではピッチョーと言う)がなんと2,000円!
ちょっぴり面白かったのは、炭酸飲料が飲めない先輩の娘さん達のために、緑茶を頼んだら「あらま、子供が緑茶なんか飲むのかね!」と驚かれたこと。
御茶にはカフェインが沢山含まれているし、緑茶を飲む習慣の無い韓国では、緑茶は子供が飲むものでは無いということらしい。
出てきた御茶は、御椀にTパックがそのまま入った物(^_^ゞ
普通お茶一杯にTパック一個を入れて出すそうだが、サービスで2コ入れてくれた。
つまみも大して高くないし、簡単な食事も出来た。
その店には韓国語しか話せないおばあちゃんが一人だけいるだけで、日本語は一切通じなかったのだが、我々が韓国語を喋れることに随分と驚かれたようだ。
先程の南大門では、日本語が喋れることで足下を見られるケースが多かったが、有る程度韓国語が喋れると、韓国はやはり安く楽しめる国だと思う。
<02/10/21>