iPhone分解 (10) カメラパーツの補修 2
2009年12月11日 / iPhone・iPad
iPhone3G用のカメラパーツが到着したので、装着してみました。
ご覧のとおりカメラは起動するようになったのですが、なぜかピントが合いません。
どういうことだ?
前回「iPhone分解 (9) カメラパーツの補修」では、iPhone3Gに3GS用のカメラを付けたところ、動かないという話を紹介しました。
もしかしたら、iPhone3G本体に問題が有るのかも知れないと言うところで、前回のコンテンツは終わっています。
実験の結果、やはり3Gには3G用のカメラパーツを付けないと、動かないことが証明されました。
当然と言えば当然ですが、どうせ駄目だろうと言うことでも、実際に実験して確かめたくなるのが、ヲタクならでわでございます。
さて、今回のお題です。
eBayで発注した激安iPhoneカメラパーツは、見た目にももの凄くチープなもので、接着剤の用なものがカメラパーツに付着していたりしていて、大丈夫かなと思いました。
案の定、ピントが合わないし、赤丸で示したとおり、大きなゴミが付いているのです。
ふと思って被写体に接近してみたところ、ピントが合うではないですか!
相変わらずゴミが目立ちますけど、これはどういうことなのでしょうか?
結論から言いますと、カメラパーツはレンズとCCDパーツに分解することができ、しっかりねじ込んだところ、通常の状態でもピントが合うようになりました。
ゴミは相変わらず付着しています…
しかしまぁ、接着剤のようなものがはみ出ていたと書きましたが、これはカメラパーツが緩まないように固定する為の接着剤だったんですね。
緩んでしまうと言うのは、始めから欠陥品だということです。
これで○○○円も取るなんて!プンプン!!
更に分解してみました。
カメラパーツを分解し、レンズ部分を裏から見たところ。
ゴミらしいものは見られません。
CCDがむき出しになった状態。
ブロアーしてもゴミは取れず、逆にゴミが増えてしまいました。
頭に来たのでアルコール洗浄したところ、更に更に大量のゴミが!
こうなると、完全に復旧不可能です。
新しいカメラパーツを発注しました(ToT)
カメラパーツが故障したら、分解しないで部品を交換するのが吉ですね。
自分では絶対にやらないけど、ネタとしては面白い!
> 頭に来たのでアルコール洗浄したところ、更に更に大量のゴミが!
イメージャーの表面が傷ついたのかしら?
ブロアーで落ちない粘着性のゴミは専用ツールを使わないと駄目ですよ。
(言ってくれれば、貸したのに・・・)