iPodは最新の30GBバージョンともなると、7500曲もの音楽を持ち運べる。
だがiPodに入れた音楽データは、パソコンに接続しないと消す事も出来ないという「仕様」になっている。
なぜなら、iPodから不正にデータを他のパソコンにコピー出来ないようにしているからだ。
iPodをパソコンに接続すると、「iPodをアップデートします」と自動的にデータの更新をしてくれる設定があるのだが、先日パソコン側のデータを誤って消してしまった。
おかげで、この自動アップデート機能を使う事が出来ず、手動で新しいアルバムを更新するしかなかったのだ。
ある日、雑誌の記事で「iPodのデータをパソコンにコピーするツール」が有ると分かり、小躍りした。
これで自動アップデータ機能を使う事が出来るぞ!
■ バックアップしたはずが・・・
私のiPodには900曲近くの音楽データが入っている。
(その半分以上は、「NHKハングル講座」のデータで、一曲と数えて良いものか疑問である)
さて、Internetからバックアップツールをダウンロードし、早速iPodのデータをHDにコピーしてみた。
ところが、どういうわけだかHDにバックアップしたしたはずの曲が、400曲位しか入っていないではないか!
これはどういう事か?
もしかしたら、その時使ったバックアップツールにバグが有り、完全にバックアップできないのではないか?と仮定して見た。
それじゃ、他のバックアップツールを使ってみたらどうなるかと、試して見た。
すると、「すでに○×△というファイルは存在してます。上書きしますか?」というエラーが頻繁に出た。
これはどういう事だ?
■ iPodのファイル保存方法
iPodの音楽ファイルは「不可視ファイル」化されたフォルダーに納まっているだけなので、簡単にファイル構造を見る事が出来た。
「Music」と言うフォルダーの中にF00からF19までの20個のフォルダーが入っている。