統一展望台(1)
2003年8月28日 / 旅行
■ ロッテホテルにて
軽い朝食のつもりが、思いの外ヘビーなものとなり、我々はしばし部屋で胃を休めた。
9時40分には迎えのバスが来るというので、少し早めにロビーに下りる。
ロビーには無料でインターネットが出来るパソコンが置いて有ったので、メールのチェックをした。
海外にいてもメールのチェックが出来ると言うのは、インターネット様々である(^^;
良い世の中だ。
予定より早くガイドのお姉さんが到着。
集合先であるロッテデパートで、しばらく時間調節をした。
そこは旅行客用の待合場所らしく、ツアーごとの日程表等が書いて有ったり、担当の通訳が待機しているようだった。
その待機場所の隅の方に、Hangulが作られることになった経緯が記されている「訓民正音」の複製などが展示されていて、しばし見入る。
Hangulが作られてまだ5世紀ほどしか経っていないが、それ以前は漢字で文章を書いていたと聞いているのだが、どうやって読むのだかさっぱりわからない。
まだHangulの方が良いなぁ(^^;
訓民正音
出発の時間が来た。
我々はバスに乗り込む。
板門店のガイドさんも、これ程天候に恵まれる日はめったに無いと言うくらい、今日板門店に行くことが出来たのは本当に幸いだった。
■ 統一展望台
我々を載せたバスは「統一路」という道路を通って、一路板門店を目指した。
今回のガイドさんは歴史を勉強していた人らしく、40分近く朝鮮半島の歴史について講義をしてくれた。
去年のガイドさんは「(バスの)窓の外に有刺鉄線が見える場所は撮影禁止」だとか、板門店のルールについてガンガン講義してくれたのだが、今年はそういう内容があまり無かった。
もしかして、去年より規制が緩くなったのだろうか?
統一展望台
去年は板門店に着く前の休憩場所として「自由の橋」が見学できるツアーだったのだが、今年は「統一展望台」というところに案内された。
この展望台から北朝鮮の風景を眺めることが出来るのだ。
対岸はもう北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)
川に遮られているものの、目と鼻の先に見える北朝鮮というのは考え深いものが有る。
何と言っても、この川の一番狭いところでわずか460Mしか無いと言うではないか。
我々は北朝鮮を一望した後、下の階に案内された。
そこにはかなり見ごたえの有るものが展示されているではないか!
<03/10/25>