そりゃまずいっしょ!?
2006年4月22日 / 戯れ言
先輩のお宅にご不幸があったので、同僚と一緒にお通夜に行ってきた。
お通夜が始まるのは午後6時からとなっていたが、親族だけの祭事が続いており、まだまだお焼香まで時間がかかりそうだ。
と思ったら、先輩の宗派は神道らしく、お焼香ではなくお榊(というのだろうか?)を霊前にお供えするらしい。
このタイプのお通夜は過去に1回しかやったことがないなぁと思ったら、葬儀社の人が手順を教えてくれた。
神主さん?宮司さん?のような方から、一人一人お榊を渡される。
その際、茎の切り口部分を右手の方にさしだされるので、右手で上からつまむようにように受け、左手は手のひらを上にしてお榊を支える。
霊前に行ったら、右手でつまんでいた茎の切り口を「の」の字を書くようにして霊前に向け置く。
そして一歩下がって、二回礼をする。
次に音が出ないように顔の前で手を二回叩く。
最後に一回礼をする。
これを
二礼二拝、一礼
と言っていた気がする。
表現が難しいなぁ
暫くすると、親族だけの祭事が終わったらしく、宮司さんがお榊の用意を始めていた。
我々は会社関係者なので、列の後ろで順番をまちながら、二礼二拝、一礼のイメージトレーニングなんかをやっていた。
緊張するなぁ…
おっ!誰かと思ったら、受付の女の子。
普段は眼鏡をかけて、髪も結わいているのに、髪を下ろし眼鏡もしていない。
普段見慣れない、礼服を着ているその子は、ドキッとするほど奇麗でした
なんか得した気分
なんてふしだらなことを考えていたら、後ろの方から携帯電話の着メロが聞こえた。
ユア~ ショ~ック!!!
こういう厳粛な席で携帯電話はマナーモードにしておくのが当たり前だろうに!
それにさ、その着メロなんなの?
クリスタルキングの「北斗の拳」主題歌って?
お通夜の場でさ…
お前はもう死んでいる!
て言うのはまずいんでないかい?
だけど、そのときの状況を後から考えたら、笑いをこらえるのに一苦労でした。
不謹慎ですよね。
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