iPadを分解!
2012年7月2日 / iPhone・iPad, コンピュータ
以前、ジャンクのiPadを購入したのは良いけど、分解する事も無く治ってしまった。
今回も性懲りも無くジャンクiPadを購入したのだけど、液晶パーツが壊れているようで流石にこいつはパネル交換になりそうです。
ネットでiPadの分解方法を検索しても私が知りたい具体的なものがほとんど出てこない。
今回も自分が人柱になるしか無いのだな〜
Mac mini用オープナーを液晶パネルと本体の間に差し込んでこじったらバキバキを音を立ててパネルが外れた。
そしてパネルを固定していた部品がパラパラと落ちて来た…( ;´Д`)A
まず、この記事を見てiPadの分解をやろうと決めた人に忠告。
上手く行くかどうかは運次第と言える。
無傷でiPadのフロントパネルを外す技術を提示する事はできません。
よって、iPadを分解したらiPadが二度と動かなくなるリスクがある事を肝に銘じて欲しい。
間違っても、お前の記事どおりにやったらiPadが壊れた!弁償しろ!という筋違いの寝言を言わないでもらいたい。
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iPadを補修するための「iPad用のオープナー」と称する物は数あれど、その道具をどこにどのように使用するとiPadの内部にアクセスできるようになるかという情報は全くないと言って良い。
内部構造を全く考えずにスクレイパーを差し込んだところ、やはりパッキン部分が破れかけてしまった。
これだけで済んだのは運が良かったのかも。
iPadはこのような金属製の爪でフロントパネルとリアパネルが固定されている。
元々簡単に内部にアクセスできるように設計されていないのだから仕方が無い…
これはiPadを分解しようとした罰みたいな物だ…
さて、なかば無理やり開いてしまったiPadだが、フロントパネルと本体内部は3種類のケーブルで繋がれている。
一番簡単だったのは上部の光センサーケーブルだった。
これはパチンとはめ込みされているだけ。
パーツの間にピンセットでも突っ込めが簡単に抜けます。
問題は正面向かって左側のLCDケーブルだった。
構造上こっちのケーブルから外さないと右側の電源ケーブル(たぶん…)は外せない。
フラットケーブルが本体内部に接続されているけどどうしたら抜けるのか?
試行錯誤したが、これは根本にフラットケーブルを外す爪が有った。
赤く囲った部分がフラットケーブルを固定している爪だ。
これを上部に引き上げれば良い。
非常に薄いパーツだし、基盤むき出しなのでプラスチック製の工具を利用するのが良いだろう。
さ〜て、このパズルはどうやって解くのだろうな?
本体から液晶パネルに電源を供給しているであろう電源ケーブルが奇妙なパーツで固定されている。
壊しちゃったらやだなぁ〜
恐る恐る接点についていたベロを摘んで引っ張ってみた!
わお!当たりだった\(^o^)/
あとはスライドさせるだけで外れた。
3種類のケーブルを外すとこのように内部に簡単にアクセスできるようになる。
しかしながら、最初の方で書いたとおりiPadを無傷で開ける事は非常に難しい。
実際に外してみた液晶パネルパーツを見てみると14個ある固定用爪の内、8個が折れてしまっていた。(赤丸の部分)
とりあえず残っている爪(青丸の部分)も元々の形からかなり変形しているところもある。
ここで気づいたのが、固定用の金属製の爪はボリュームスイッチ側の辺にはついていないと言う事だ。
そして偶然であるかもしれないけど、上部の爪は全て残っているではないか!
まずボリュームスイッチ側から外してゆけば綺麗に剥がれるのかなぁ…(-“-)
ちなみに、この金属製の爪は海外の通販サイトeBayで「iPad Metal Clip」で検索すると沢山出てくる。
今回購入したのは12個セット送料込みで405円($4.94 USD)だった。
金属爪は消耗品であると割り切って考えれば良いのかも知れない(^^;
タグ: iPad
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