釜山カルビ

2006年8月23日 / 旅行


 金剛山も食後に見る(腹が減っては戦が出来ぬ)ということわざがあるように、とにかく韓国に来たらまず食文化を味合わなくてはならない。
まずは焼き肉だ!
 本当はそんなことは無いのだが、先輩がやっぱり焼き肉を食べてみたいと言い出した。


 幸いなことに、ホテルから歩いて10分程行けば、観光地としては名が通っている梨泰院(いてうぉん)がある。
 そこまで行けば、そこそこの食事にありつけるだろうと考え、梨泰院まで行く。
 ところが、事前に美味しそうな店を調べて行った訳でもないので、どこの店に入ってよいものだかさっぱりわからない。
 本来ならば「日本語の通じない店」に行きたいと思っていたものの、あまり時間をかけて探していては、先輩にも悪い。
 丁度日本語で「釜山カルビ」と書かれた看板の店を発見。
 店の前まで行くと、客引きのお兄さんが寄って来た。
 そこで「参鶏湯はいくらか?」と聞いたところ「いっぱい1万ウオンであるという。
 そのくらいのレベルなら、それほど高くないだろうと判断。
 突入です。
 店に入ると、ネイティブの人やアメリカ系の外国人が食事をしていた。
 閑散とした雰囲気だったらどうしようかと思っていたのだが、これなら安心出来る。
 まずビールで乾杯。
 次にカルビ2人前とロースを注文する。
 韓国料理屋は、メインディッシュの他に前菜が沢山出てくるので、わざわざつまみを頼まなくてよいのがうれしい。
 店員さんが炭火を持って来て、網を熱し始めた。

 肉が投入される!
 この迫力は、日本の焼肉店とはちょっと違う。
 適当に焼けたところで、店員さんがはさみを使って小さく切り分けてくれるのだ。

 とにかく二人して、黙々と食べた。
 グラム数はよくわからないが、けっこう量もあり、つけタレの味はなかなかのもの。
 満腹です。
 お会計をしたところ
95,000ウォンです。
 ありゃ~、結構なお値段である。
 二人まとめて払おうと思い、1万ウオン札を10枚渡したつもりが、9枚しか無かった。
 あと、5,000ウオンか…
 5,000ウオン札も持っていないし、1000ウオン札も3枚しか持っていなかった。
 するとレジのオジサンが
その3,000ウオンで良いよ!
と言ってくれた。
 負けてくれて、ちょっぴりうれしかったが、よく考えてみると日本円で4500円近くする。
 これはあまりお安くないなぁ。
 日本人相手だからだとも言えるし、ちょっと頼み過ぎたのかもしれない。
 その後、この店に行くことは無かったが、ホテル近くの食堂の方が量もあって、激安であることを知る。
 何事も経験ですから仕方ないです。

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