ラーメン 横綱

2008年4月6日 / ラーメン・麺類


ラーメン 大盛り 750円(麺2倍)
 同僚から挑戦状が届いた!
宣教師さん、ラーメンを随分食べ歩いているようですけど、ここのラーメンを食べずして、ラーメンを語らないでほしい!
 よっしゃ!
 どれだけ美味いか試してみますか!


 この店は、前回取材した「平和軒」同様、ビルの一角に店を構えているのではなく、デパートの飲食店街の一店舗である。
 それ故に、お客さんは子連れのお母さんなどが目立ちました。
 そう言えば、明日から新学期だし、子供の春休み最後の日曜日ですから、家族サービスのためか、ランチタイムはかなり過ぎた時間であるのに、お店は結構混んでいました。
 店の前に出ているメニューを見たら、ここのラーメンの味は一種類のみで、後はトッピングオプションになっているようです。
 デパートのテナントといえども、なかなか侮れない店のようです。

 ラーメンと一緒に餃子を頼んだのだけど、なんとこの餃子が6個入りで100円(セール期間)だそうです。
 日曜日だし、餃子をつまみにちょっとビールでも飲めば良かったかとも思います(^^;
 さて、餃子の味は…と、思っていたら、間髪入れずにラーメンが出てきてしまいました。
 なんとも、どんぶりがでかいです!
 そして見た目が良い。
 半熟卵にチャーシュー、シャキシャキモヤシ、青ネギ。
 普通盛りでも650円だそうですが、これはなかなかいけています。
 お得感がありますよね。
 さて、まずスープをすすります。
 豚骨醤油と言っていますが、ちょっと面白い味でした。
 醤油がちょっと甘くて美味しいんですよ。
 この感じは「廣島つけめん ばくだん屋」でも感じたんですが、同僚の話によると、元々この店は京都発祥の店らしく、ばくだん屋も含めて、関東とは違うベクトルの醤油を使っているようです。
 たまり醤油とか、おたふくソースみたいな、近畿地方独特の味わいというものがあるようで、もともとそっち出身の同僚にとっては、なんとも思いで深い味であるとも言っていました。
 麺は細麺ですが、九州ラーメンに使われる小麦粉多めの麺ではなく、かといって卵やカンスイが多めに入った中華麺ともちょっと違う。
 面白い麺です。
 だけど、このスープにだったらもっと九州ラーメンに使われる小麦粉多めの麺の方が、味のコントラストが出て面白いと思いました。
 総括です。
 お値段の割にちょっと格好つけたラーメン専門店より個性的だし、お得間があります。
 餃子や春巻きなど、サイドメニューも豊富で、お子さんを連れた家族連れにもグーですよね。

 見た目に豪華なチャーシューですが、厚さはびっくりラーメン並みに、芸術的なまでに薄いのはご愛嬌ですか(^^;
 近くにこの店があったら間違いなく入ります。
 ただ、色々なところで「料理人不在」を感じます。
 味は悪く無いどころか、非常に美味しいのです。
 だけど、餃子一つとって見ても、ちょっと焼き方の勉強、修行をしていないと言うか、調理技術が家庭料理の域を出ていない。
 外はぱりっと、中はジューシーという感じではなく、蒸す時の水が多すぎて皮がとろとろになってしまっている。
 私が餃子を食べるとき、ラー油や醤油を付けないで食べるのですが、おいしい餃子は何も付けずに食べても美味しいのです。
 ここの店の餃子は、皮が美味く調理できていなくて、今ひとつでした。
 アルバイト店員がマニュアル通りに作っているので、それなりの味は出ているのですが、職人芸に至っていない訳です。
 この店は、まだ東京都内に出店はしてないそうですが、かなりの数、支店を出しているそうです。
 企業努力の成果があって、そこそこの味です。
 だけど、もう一歩、お店に職人さんがいたらもっと美味しいと思うのですが…
 次なる挑戦状を求む!

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