OM-2の分解(1)

2008年12月8日 / 写真・カメラ


 OM-1のモータードライブ用裏蓋として購入したOLYMPUS OM-2。
 外見は少々くたびれて見えるが、モルトはまだ使えそうだし、電池ホルダーも現存の電池を利用できるようになっている。
 OM-1より進歩したシステムを採用しているので、もしこのOM-2が使えるようになったら良いなと考えた訳である。
※ このコンテンツのタイトルを「OM-2の修理」としていましたが、壊しているだけなので「分解」と改名しましたm(_ _)m


 現在の状況は、マニュアルモードでもオートモードでもミラーアップした状態でシャッターが切れない。
 良く観察したところ、シャッター幕が戻りきらないと言う状態だった。
 正確に言うと、バルブモードではシャッター幕もちゃんと戻ってくれるし、ミラーも正規の位置に戻ってくれる。
※ 上の写真はバルブモードにする為のスイッチ。
  このスイッチを押しながらでないとバルブモードに入らない。
 ネットで検索したところ、同じような症状で放置されている個体も沢山有り、それが故にジャンク品としてオークションに出されていることも多いようだ。
 さらにネットを検索したところ、どうやら底蓋を開けて「動かなくなっている部品」にテンションを掛けたところ、シャッターが切れるようになったと言う記事を発見、私もチャレンジしてみた。

 底蓋を外しよく観察したところ、上の矢印の部品、ダイヤルのようなパーツが固着していることが判明した。
 マイナスドライバーで回してやると、接着剤のかすのようなものが出て来た。
 このパーツがどんな部品であるのか見当がつかないが、このダイヤルのような部品を回してやったところ、バルブモードでもシャッター幕が戻らなくなった(ToT)
 その後シャッタも動かなくなり、完全にハングアップ。

 最終的にシャッター幕までべろべろの状態で動かなくなってしまった。
 このパーツがシャッター幕に関する部品であることは想像に容易いが、動かなくなってしまっては本当に未来の無いジャンク品である。
 ジャンクカメラを修理する為の本を注文したところであるが、この本によって救われたら良いのだけど…

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