OM-2の分解(2)

2008年12月11日 / 写真・カメラ


 「ジャンクカメラの分解と組み立てに挑戦!」という本が手に入りました。
 この本にはOM-1の分解方法が書いてあるのだ!
 何度も熟読をしつつ、イメージトレーニングを積みます。


 今回、OM-1を分解する為に、ジャンクコンパスと言う道具を購入しました。
 正直言って、このジャンクコンパスの金額が有れば、安いジャンクカメラがもう一台購入できたでしょうね。
 遊びとしては少し行き過ぎた投資ですな。
 とりあえず、今回の目的はOM-1のプリズム交換です。
 まず小手調べとして、献体となるOM-2の分解を行いました。
 マニュアル本に載っているのはOM-1の分解方法ですが、OM-2もほぼ同じような手順で分解できました。
 分解はマニュアルどおり、実に厳かに進められました(^^;
 以前ネットで見つけた、巻き戻しクランクの分解方法試したことがありました。
 そこには巻き戻しクランクを少し持ち上げて、巻き戻し軸の間にドライバーを突っ込み、ドライバーを回すという説明がなされていました。
 ところが、ドライバーを動かしたら、フィルムを入れる部分のボディーに傷がついてしまうは、フィルムを押さえる筒がハの字にに開いてしまうわで、やはりマニュアルどおりやった方が良いですね。
 マニュアル本にも散々書かれていましたが、分解しながら記録を取ることが重要ですね。
 フィルム巻き上げレバーの裏にも小さパーツが付いていて、分解直後に落としそうになりました。
 すぐにデジカメで撮影して事なきを得ました。

 今回入手したOM-2のファインダーはもの凄く綺麗だったので、まだモルトが腐っていないのかと思ったら、すでにモルトの除去処理が完璧に行われていました。
 このプリズムをそのまま移植すればOM-1はもっと見栄えの良いものになるでしょう。
 とりあえず、今回は移植作業は行わず、元に戻しました。
 さて、前回ぐちゃぐちゃになってしまったシャッター幕や、おりなくなってしまったシャッターは直らないものなのでしょうか?
 マニュアル本には、OM-1など初期のOLYMPUS機にはシャッターが動かなくなってしまう事が多いとのこと。
 軍底部の歯車を外すと直る事が有ると言うのでチャレンジしてみました。

 結論から言うと、歯車を外しても動きません。
 それどころか、ギアが空回りしてしまうなど状況は更に悪化してしまったようです。
 やっぱり素人考えは良く有りませんあぁ…(ToT)
 まぁ、元々OM-2は部品取りで購入したものなのでどうでも良いと言えば良いのですが、もう少しネットで修理のヒントを探して見たいと思います。

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