iPhone分解 (1)

2009年9月12日 / iPhone・iPad


 分解練習用に購入したジャンクiPhoneちゃんが到着しました。
 早速分解して遊んでみましょう!
…と、その前に現状を把握することから始めます。


 この筐体は相当落下させていますね…(-“-)
 角っこはかなり深い傷がついていますし、商品説明にも有ったのですが、スリープボタン(筐体上方のボタン)にかなり強烈な打撲跡があり、スリープボタン自体も壊れてしまっています。
 ただ液晶は割れていませんし、目立つ傷もほとんどついていないので、液晶の交換には最適でしょう。

 iPhoneの性能とは関係ありませんが、今回購入したiPhone3Gと、私の持っているiPhone3GSと筐体に印刷されたロゴの配色が少々違うんですね。
 iPhone3Gのロゴは灰色ですが、3GSは銀色のロゴです。
 3GSの方が少々高級感を感じます(^^;

 ジャンク品として購入したので様々な問題が有るようです。
 携帯電話として利用する際のヘッドフォン部分には、本来銀色の網のような物が有るはずなのですがありません。
 このヘッドフォンは使い物にならず、電話をしても相手の声が聞こえません。
 それからマナーモードにした時、ブルブルと振動するはずなのですが、ギヤが外れているのか「ギャー」という甲高い音がなります。
 おそらくこの部分も落下による故障なのでしょうね。
 早速分解してみましょう。
 まずiPhoneのシンクコネクタがある底面からネジを2本抜きます。
 次にフロントパネルを剥がす訳ですが、iPhoneを購入する前から仕入れていた分解用工具を使ってみることにしました。

 結論から言うとこの工具を使うのはお勧めしません。
 なぜならiPhoneのフロントパネルと筐体の間にパッキンが有るのです。
 分解工具を使うとこのパッキンをいためてしまいます。
 もちろん、単純に分解するだけならこの工具を利用するのも有りな訳ですが、元に戻す為にはこの工具はリスクが高いです。
 その代わりに吸盤を利用します。

 100円ショップで4個105円で売っていたフックが付いた吸盤です。
 ご存知の方もいるかも知れませんが、最初吸盤を付けた跡、このフックを曲げると真空状態(という程大げさな物ではありませんが)になり、ぴたっと強力に吸い付いてくれるタイプの物です。
 この吸盤を付けて引っ張ると、意外なほど素直に「パカッ」とフロントパネルが剥がれてくれます。
 ちょっとだけiPhoneの中身を覗いてみましたが、このiPhoneすでにかなり手が加えられていることが明白でした。
 しかしながら、フロントパネルを外すのに分解工具などを利用した為か、パッキンがかなり痛んでいて、これは見た目にも使い物にならない感じがしました。
続く

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