iPhone分解 (2)

2009年9月13日 / iPhone・iPad


 電子機器を分解する時のおやくそく。
 iPhoneは上方にあるスリープボタンを長押しすると、電源を完全に落とすことができます。
 ただ、今回入手したジャンクのiPhoneはスリープボタンが壊れているのでシャットダウンができません。
 面白いことに、フロントパネルを外したこの状態でシンクが出来ることがわかりました。
 何度か練習をかねて、フロントパネルの分解と組み立てを行いましたが、中のデータが消えることはありませんでした。
 もちろんこの話は自己責任と言うことでm(_ _)m


 さて、前回書いたとおり、ジャンクで入手したiPhoneちゃんでありますが、そうとう手が加わっていますね。
 そりゃこれだけ筐体にダメージが残っているのだから、画面が割れていないはずが無い。
 案の定、液晶部品やデジタイザが交換されているらしく、ケーブルに貼ってあるはずの番号表示が付いていません。

 本体内部には
剥がしちゃや~よ(^^;
シールが貼ってあるはずなのに、すでに剥がされています。
 このシールを剥がすとAppleの保証を受けられなくなると言うことですが、ここまで分解してしまったのですから、保証とか言うのは変な話です。

 デジタイザと液晶のコネクタは、マイナスドライバーや先が細く平らな工具を使って外すだけですが、問題はヘッドフォンのフラットケーブルです。
 これはかなり深く差し込まないとならないのですが、デジタイザのケーブルなどが干渉して、なかなか深く差し込めません。

 相手の声が聞こえないというヘッドフォンのパーツ。
 これは新しいパーツと交換していますね。
 しかし、パーツの上にセロテープがはってあり、いかにも接触が悪そうです。
 元々どのように固定されているのか知りたいところですが…
 このヘッドフォン部分はもの凄く単純な構造ですし、見た目にもケーブルの亀裂などが見えないことなどから、生きている可能性が大です。
…と言うことは、上に紹介したヘッドフォンのフラットケーブルがきちっと刺されば、相手の声が聞こえるようになるのかな…
 ヘッドフォンのフラットケーブルの手前に、白い線のようなふくらみが有ります。
 ここにiPhone分解用工具を引っかけ、なるべく奥に刺さるようにがんばります。
 すると、一応ノイズがかなり入りますが相手の声が聞こえるようになりました。
 まぁ、何度か分解するうちにまた聞こえなくなってしまいましたけど…
 このパーツが死んでいても、ヘッドセットを利用したり、スピーカーを利用すれば、相手の声が聞こえるので良いと言えば良いのですが、やはり一般向けではありませんね。
続く

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