切れるぞ!
2006年2月3日 / 酒
今日は会社の飲み会があった。
個人的には月曜日に先輩と飲んだきりで、中3日ぶりのお酒。
元々酒は好きな方であるが、のべつ幕無し飲んでいると、本当に生活が荒れる。
そう思いつつも、惰性で飲み続けている日々が続き、自分が嫌になった時期がある。
今年は確実に酒を飲んだ日より、飲まなかった日の方が多くなり、このように毎日「日記のようなもの」を書くことが出来るようになったのだが…
そんな人のことは関係なく、毎日のように飲んでいるおじさん連中がいる。
自分の稼いだお金で酒を飲むのはかまわないが、とにかく周りの同僚を巻き込んで酒に誘う。
付き合いは大切だし、たまにはつきあってやってもかまわないが、人の都合を考えずに誘うなっては!
実は昨日もこのおじさん連中に誘われたのだが、何も言わずに家に帰った。
案の定、「おまえ、なんで昨日来なかったんだよ?せっかく待っていたのに」というお言葉を賜った。
一緒に飲んでいても面白くないから行かないんだよ!
今日の飲み会も、係の中でお祝い事があったからという名目で半ば無理矢理開かれた飲み会。
始めから終わりまで全然面白くない。
面白くないと酒も進まない。
そういう私を見て、そのおじさんは一升瓶を片手に「飲め」と日本酒を勧める。
節目節目で開かれる公式な飲み会では、上司から酒を勧められたら断るのは失礼だと思うけど、今日は酒を飲みたい気分ではないのだ。
自分はビール飲んでいるので結構です。
そういうと、そのおじさんはふてくされたように、ビールを持ってきて線を抜き、目の前に置いた。
それじゃこれ飲めよ
私のグラスにはまだなみなみとビールが入っているのだ。
早く飲めよ!もう一本開けるか?
だからさ…何も言わないけどあなたの酒は不味いから飲まないんだってば。
酒飲みすぎて事故起こした人を何人も見ているし、会社の中でも酒の無理強いをするなとあれだけ言われているのに、なんなのだ?このおやじは。
一挙に酒を飲む気が失せてきた。
私が酒を飲まないのを横目に、今度は別の後輩に酒を勧める。
「お前、何飲んでいるんだ?」
「日本酒飲んでます。」
「そうか、お前さけ飲めるんだな!ちょっと待ってろよ!」
後輩は新潟の純米酒をちびちび飲んでいたのだが、おじさんが持ってきたのは、紙パックの酒。
ほら、早く空けろよ!
そういいながら、自分で「なんだこの不味い酒は!」と、大声で文句を言っていた安酒を、なみなみ後輩のグラスにつぎだした。
このおじさんは自分が飲む以上に人に酒を次いで回る。
おかげでみんなが楽しみながらちびちび飲んでいた高い酒があっという間に無くなり、みな悪酔いした挙げ句、高い酒代を取られることになる。
それなりにお偉い人なので直接文句は言わないが、本当に切れそうだ。
酒は楽しくおいしく飲みたいものだ。
うわぁ~、味わっている純米酒をむりや空けさせるなんて、最低な酒の飲み方(飲ませ方)だな・・・
こんな勿体無い飲み方(つぎ方)をするのならミネラルウォータ止まりにしてくれって感じぃ~