韓国の資料を持ち歩こう

2001年12月23日 / コラム, コンピュータ

■ 文章の受け渡し

 Palmでもハングルの入力が出来るようになったが、タッチペンでの文字入力はパソコンのキーボードを使った入力に比べると100倍くらい遅い感じだ。
 だが、初期の目的はInternetの情報や、パソコンで作成した文書ファイルをPalmに流し込むことなので、遅くても入力できないよりましである。

 今回買ったPalmにはUSBタイプのクレドールと呼ばれるデータシンクロ装置が付属していた。
 パソコン(Macintosh,WindowsどちらもOK)に「Palm Desktop」と言う管理ソフトをいれれば準備はOK。
 クレドールの下についているボタンを押すだけで、データのシンクロが開始される。
 この手軽さは凄い!

 Palmには標準で「メモ帳」というソフトウエアが付いている。
 パソコンにインストールされた「PalmDesktop」を起動すると、このPalmに送る為の「メモ帳」を作成することが出来る。
 このメモ帳の本文蘭にハングルを入力するだけだ。
 ただしパソコンの「PalmDesktop」上では、メモ帳の表示に利用されるフォントの設定をせずに、ハングルを入力しようとすると文字化けをおこす。
 試しにハングルと日本語分の両方が入った文章を作ってみたのだが、Palmでは一文章の中で他言語が混在できるのに、パソコン上のメモ帳ではフォントの設定をハングルにすると日本語が、日本語の設定にするとハングルが文字化けをおこす。
 多くは要求しないし、その程度のことはシンクロの利便性を考えると、大したことではないだろう。
 ただ、このメモ帳には簡単に言って文字制限が有り、非常に短い文章しかやり取りできない。
 メモとはもともと短い文章を書くものだから、これはこれで仕方がない。

メモ帳のまとめ

長所 パソコン、Palm上で非常に簡単に文書の受け渡しができる。修正も双方でできる。
短所 メモ帳という性格上、短い文章しか作成できない。

 仕方がないけど何とかしたい!と、思った人が、とっくの昔に何とかしていた。
 欲しい物、欲しいソフトウエアーを直ぐ入れられるのがPalmの良いところ。
 パソコン上の長文を「Docファイル」という形式のファイルに変更する存在していた。
 メモリーの許すかぎり(だと思う)長文をPalmに流し込める。
 このファイルを「Docビュアー」と呼ばれるソフトで閲覧するわけだが、あくまでも閲覧するだけである。
 文章を訂正したくてもPalm上では修正が出来ないのである。

Docファイルのまとめ

長所 長文をPalmで閲覧することが出来る。
短所 Palm上で文章を修正することが出来ない。
   フリーでは有るが一旦ソフトウエアーを介してデータを変換しなければならない。

<01/12/23>

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