キーボードでハングル入力

2002年6月21日 / コラム, コンピュータ

■ ペン入力は疲れる

 Palm+ハングル入力プログラムはちょっとした単語を控えるときには必要十分だが、長い文章を入力しようと思ったら、凄いストレスがかかる。
 何しろ普段は十本の指を駆使し、日本語も韓国語もタッチタイピングで入力している人間なのだ。


単語の入力くらいなら十分ですが・・・

 それじゃPalmにキーボードを付けてしまえば良いじゃないかということで、以前から注目していた「ターガス社」の「ストアウェイ・キーボード」を購入してみた。

 折り畳んだときの大きさは、私の持っているPalmを少し大きくしたようなサイズで、厚さは2cm位。
 ところがこれを広げるとフルサイズのキーボードに早変わりしてしまう。
 ん~ん。これはクールだ(^_^ゞ

さぁ、さっそくハングル入力をしてみよう。

■ 決定的なバグ?

 Palm本体にキーボードのソフトウエアーを入れ、さっそく簡単な文章を入力してみたところ、実にさくさくと入力が出来た。
 これはいける!と思ったのだが、決定的に入力がおかしい場所が出てきた。
 濃音や二重母音を入力するときに、2ボル式ではシフトを押しながらキーをタッチするのだが、激音が出てきたり、全く関係の無い文字が入力されてしまった。
 ダメじゃん!返品返品!と思ったのだが、そもそもこの問題はハングル入力プログラムとキーボードの入力プログラムの相性問題のようなものだと思う。
 はっきりとどちらが悪いとは言いきれないが、二重母音は母音を二つ入力すれば何とかなるし、濃音は子音を二回入力すれば良い話しだ。
 でも納得が行かない(-“-)

■ 回避方法を発見

 さて、文句ばかり行っても仕方がない。
 なんとかこのバグを避けて、通常に近い入力をする方法は無いだろうかと試行錯誤を繰り返してみた。
 すると「Caps Lock」を押した状態だと、2ボル式に近い入力で濃音も二重母音も入力できることが判った。
 「Caps Lock」とはシフトキーを押しっぱなしの状態にするスイッチのことだ。
 ちょっぴり納得いかないが、これで何とかなりそうである。

■ 日本語入力が異常に遅い!

 本来韓国語の入力をメインに考え購入したのだが、日本語を入力してみたところ、キー入力してから文字が現れるまで、非常に時間がかかることが判った。
 得意のタッチタイピングで10文字くらいを一度に入力すると、最後まで文字が出てくるまで数秒タイムロスがある。
 あちゃ~!ダメじゃん。
 これはPalmのCPUの性能が低いからかも知れないし、ローマ字入力のプログラムが貧弱だからかも知れない。

※ Palmにキーボードをつけ、バリバリ入力するというのは所詮過ぎた望みなのかも知れない。

<02/06/21>

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