李さん騒動

2006年3月30日 / コラム

宣教師君、どうなっているんだね!?
そんなこと言われてもですね、○○さんがこれで良いんだ、これで統一するからと言いだしたんで、そこまで言うならどうぞご自由にって感じですよ!


 登録されていた顧客名簿と、書類に書かれていた名前(正確に言うと「ふりがな」)がばらばらだという苦情がお上の方から入った。
 韓国語の発音を日本語に置き換えようと、かならずこの問題に突き当たる。
 一応私も韓国語をかじっているので、一定のルールに沿って、「この人の読み方はこうですよ」と言うのだが、まわりの人も私の語学能力が大したことないと分かってきたようで、独自の解釈で書類を提出する人が出てきたのだ。
 お客さんの名前は「李」さん…
 この「李」と言う漢字を日本人は「リ」と読むことに抵抗を持つ人はいないのだが、韓国ではこの名字を「イ」と発音する。(北朝鮮では「リ」と発音するけどね…)
 ところが、南朝鮮(韓国)の「李」さんが、自分の名前をアルファベット表記すると
LEE
と書くのだ。
 先輩は、お客さんが「LEE」と書いたので、「リ」と発音すると思ったらしい。
 立場上、何の権限の無い派遣社員である私の「具申」は大先輩のご意見で「却下」された形になってしまった。
 そりゃ、私はこの会社での経験は無いに等しいけど、なんでお小言をいわれにゃならんのだ?
 挙げ句の果てに「いつもは根拠が無い自信を持っているのに、○○さんに言わなかったんだ!」と怒られるしまつ。
根拠がない自信だと?
俺は自分の未熟さを相手に感知されないように、平静を装っているだけじゃ!(自爆)
 ここ1週間程、そんなもやもやしたやり取りがあったので酒ばかり飲んでいました。
 そんななか、今日、上司を交えてその先輩と飲むことになった。
 話の流れで、やはり「李」さんのことが話題に上がった。
 たわいもない話題であるが、先輩がどんなことを言い出すのかと思ったら…
確かに宣教師から能書きいわれたけど、自分の判断でやっただけですから。
 正直、気持ち的に救われました。
 「あの時、お前こうだといったじゃないか!」と言われてたらぶち切れていたでしょうね。
 武士に二言なし。
 酒を飲めばお友達。
 つまらないことでぎすぎすするより、酒を飲んで本音を言い合える仲っているのは悪くないです。
 男の世界っす!
 単純なのかな楽しい
晴れ

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