クラッシック(ラブストーリー)

2006年1月10日 / コラム


 今年から、ブログの最後にその日のお天気を表す絵文字を入力するようにしているのだが、ふと気がつくと一日空を見上げた記憶が無い。


 昨晩、雨が降ったらしく出勤のため外に出ると、まだ地面が濡れていた。
 最近、休みでもほとんど外出しないし、職場でもカーテンを閉め切った部屋で作業しているので、天気が良い悪いがいまいち把握できていない。
 と、いうことで今日の天気は当てにならないと思ってくださいませ。
 さて、昨晩見たもう一本の映画を紹介しよう。
 タイトルは「クラッシック(邦題:ラブストーリー)」
 大学に通っている主人公の女性が、同じ大学に通う演劇部の先輩を好きになるのだけど、その先輩は自分の友人とすでに付き合っていた。
 主人公は友人からラブレター(電子メールだけど)の代筆を頼まれたり、デートに付き合わされたり、悶々とした日々をすごしていた。
 ある日、主人公は母親が大切にしていた、昔の恋人とのラブレターや日記に目を通すようになる。
 そこには、友人の恋人を好きになってしまった「ラブストーリー」が綴られていた。
 タイトルの「クラッシック」とは、現代の様に性欲・肉欲を求めるようなものではなく、美しくも切ないクラシカルな愛と青春を表していると思う。 お互い惹かれあいながらも、親友や親たちの手前、好きあっていると言えない、愛情と葛藤を切なく描いた映画だったと思う。
 出だしはかったるいけど、一度見始めてはまると、もうどっぷりだ。
 本当に切ない話だけど、最後には涙があふれてくる映画でした。
 さて、ピュアな目で見ていれば素敵な映画なのだけど、いやらしい目で見れば、こういう部品を組み合わせてゆけば、お客は涙するなと計算しつくされた映画だといえると思う。
 なにしろ、この映画には韓国映画の王道が詰まっている。
・ 親のいいつけで引き裂かれる二人
・ 突然の夕立の中、雨宿りをする二人
・ 恋人が失明
・ 恋人の死
・ 時代に引き裂かれる二人
・ 一度引き裂かれながらも、偶然再会する二人
などなど…
 愛の奇跡と言いながらも、悪く言えば韓国映画のワンパターンを感じてしまう。
 パターンが読めるから、終わりはどうなるか数本の結末を想像したのだが、その一本がまさにドンぴしゃりだった。
 逆に言うと、安心して見られるということかもしれないですけどね。
 わたしもこの映画のような恋愛をしてみたいわん!
 リスニング教材としては、やさしくもなく難しくもない。
 中くらいのレベルだ。
 現代風の特殊な言葉は出てこないので、役に立たない韓国語のネタとしてはちょっと参考にならない(お上品過ぎる(汗)
——
 今日で禁酒3日目。
 別に何か理由があって飲んでいないわけではない。
 ただ、おなかがすいたのでご飯を食べてしまうだけ。
 そうするとビールがほしくなくなる。
 明日は約一ヶ月ぶりの韓国語学校の日だ。
 ちょっと今から緊張しています。
 しゃべれるかな…
曇り

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